2018年

 

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「Kiseki – キセキ – Trajectories」 日本・イタリア・フランスダンス交流事業

提携機関:コムーネ・ディ・バッサーノ・デル・グラッパ(イタリア) 、ラ・ブリケトリ – ヴァル・ド・マルヌ国立振付開発センター(フランス)
振付家・ダンサー

2018年2月2日(金)-3月1日(木) 日本滞在
2018年8月16日(木)-9月17日(月) イタリア・フランス滞在

■事業概要
セゾン文化財団とイタリアのコムーネ・ディ・バッサーノ・デル・グラッパ 、フランスのラ・ブリケトリーヴァル・ド・マルヌ国立振付開発センターが提携するダンス交流事業。 2018年2月、森下スタジオに滞在。2018年8月、コムーネ・ディ・バッサーノ・デル・グラッパ(イタリア)、2018年9月、ラ・ブリケトリーヴァル・ド・マルヌ国立振付開発センター(フランス)でレジデンシーを実施。

・参加アーティスト
岩渕貞太[日本] 振付家・ダンサー
ジョルジャ・ナルディン(Giorgia Nardin)[イタリア] アーティスト
マサコ・マツシタ[イタリア] 振付家・パフォーマー
サチエ・ノロ(Satchie Noro)[フランス] 振付家・サーカス・アーティスト

 

■公開プログラム
・開催概要
日時:2018年2月27日(水) 18:30-20:00
会場:イタリア文化会館

・公開プログラムの内容
参加アーティストのショート・パフォーマンスを発表。その後、本交流事業の概要、参加アーティストの過去の作品や滞在中のリサーチ内容を紹介するトークを行った。

 

■参加アーティスト・プロフィール

岩渕貞太 [日本]

振付家、ダンサー。玉川大学で演劇を専攻、並行して、日本舞踊と舞踏も学ぶ。ダンサーとして、ニブロール・伊藤キム・山田うん等の作品に参加。2007年より2015年まで、故・室伏鴻の舞踏公演に出演、今日に及ぶ深い影響を受ける。
2005年より、「身体の構造」「空間や音楽と身体の相互作用」に着目した作品を創りはじめる。
2010年から、大谷能生や蓮沼執太などの音楽家と共に、身体と音楽の関係性をめぐる共同作業を公演。2012年、横浜ダンスコレクションEX2012にて、『Hetero』(共同振付:関かおり)が在日フランス大使館賞受賞。
自身のメソッドとして、舞踏や武術をベースに日本人の身体と感性を生かし、生物学・脳科学等からインスパイアされた表現方法論「網状身体」を開発。
急な坂スタジオ・レジデントアーティスト。2017年度・公益財団法人セゾン文化財団シニア・フェロー。

ジョルジャ・ナルディン(Giorgia Nardin) [イタリア]

振付家、パフォーマー。英国のノーザン・スクール・オブ・コンテンポラリーダンスで身体動作学を専攻。セクシャル・マイノリティやジェンダーをテーマとする作品を創作する。 2010年からFrancesca Foscarini、Marco D’agostinと創作を始め、『Spick & Span』はPremio Scenarioで特別賞を受賞。女性の身体に関係する多数のアイコンにフォーカスした初のソロ作品『Dolly』(2012)はヨーロッパの劇場やフェスティバルで上演され、数多くの賞を受賞した。『All dressed up with nowhere to go』はダンスのネットワーク、Aerowavesの2015年のにノミネートされ、イタリア国内外で上演された。
最新作、『Minor Place』はシルヴィア・フェデリーチの著書、『キャリバンと魔女 資本主義に抗する女性の身体』をもとに参加型のパフォーマンスを創作。現在、イタリア国内外で巡演されている。 2015年、ハンブルクの振付センター、K3のレジデンス・アーティスト。

サチエ・ノロ(Satchie Noro) [フランス]

振付家、サーカス・アーティスト。合気道の師範である父、野呂正道の道場での稽古を始まりとし、後にWilfride Piolletの下でクラシック・バレエを習得する。
ベルリン・ドイツ・オペラに短期滞在し、オルタナティブ・シーンに影響を受け、振付家、パフォーマーとして活動を始める。帰国後、Andy Degroat、Shiro Daimon、Mie´ Coquempotの作品に出演。 2002年、サーカス学校、「Les Noctambules」でMichel Nowakと出会い、空中サーカスの技術を学ぶ。同年、自身のダンスカンパニー、Furinkai¨を立ち上げる。2006年から建築を専門とするSilvain Ohlとコラボレーションを始め、代表作、『Origami』(2014)を創作。ヨーロッパやチリで巡演されている。
また、Adrien M & Claire B, Carlotta Sagna, James Thierre´, Michel Shweizer, Mohamed Al Khatib, Pierre Meunier and Marguerithe Bordat等のダンサーやサーカス・アーティストとのコラボレーションも多い。

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当財団の活動に対しまして、ご理解・ご支援をいただき、深く感謝いたします。(2024年2月現在・50音順)