2025年

 

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オリバー・ツァーン

アーティスト (ドイツ)
演劇作家、パフォーマー
2026年2月2日(月)-3月8日(日)滞在
Photo: Gedvile Tamosiunaite
■リサーチ概要

テーマ 防災(Disaster Prevention)
内容 自然の力や景観が人類の歴史や社会に与える影響を扱う一連の新作に向けた、出発点となるリサーチをおこなう。東日本大震災以降に建設された東北地方の防潮堤や、現代の免震・耐震構造建築など、「防災」に関わる様々な施設や構造物などを訪問、あわせて関連するテーマを扱うアーティストや芸術関係者と対話する。

 

■公開プログラム:トーク

日時 2026年2月5日(木)19:00-20:30
場所 森下スタジオ(東京)
タイトル Imagining Disaster――災害を想像する

・アーティスト・トークの内容
ドイツを拠点に活動する演劇作家、パフォーマーのオリバー・ツァーン氏によるトーク。
氏はこれまで、ナショナリズム、身体化された知、政治的記憶などを扱いながら、舞台作品を創作してきました。当日は、「ヒトラー式敬礼」の身振りの文化史を扱った『SITUATION WITH OUTSTRETCHED ARM』(2015年)や、社会を前進させるための営みとしての「忘却」をテーマにした『IN PRAISE OF FORGETTING』(2019年)、そして衛生に関する社会的・医学的言説を、過剰な手洗いなどの「強迫的な儀式」を通じて捉える『PURITY』(2024年)などの代表的な作品について紹介する予定です。あわせて、身体・フィールドワーク・歴史研究を通じて「パフォーマンス・エッセイ」を立ち上げる、独自のリサーチ手法についても共有します。
今回の日本での氏のリサーチテーマは「防災」。自然の力や景観が人類の歴史や社会に与える影響を扱う一連の新作に向けた、出発点となる予定です。制御不能な出来事に対し、人間は具体的にどう反応するのか――最悪のシナリオを概念化することから、綿密なリハーサルを通じて「備え」の感覚を作り出すことまで――。そうした人間の営みに焦点を当てることで、人間以上の存在(more-than-human)を可視化し、向き合っていくための視座を提案します。

来場/アーカイブ配信視聴をご希望の方は、フォームよりお申込みください。

 

■プロフィール
英語表記:Oliver Zahn
演劇作家、パフォーマー。
これまでの作品に、『SITUATION WITH OUTSTRETCHED ARM』(2015年)、『IN PRAISE OF FORGETTING』(2019年)、『PURITY』(2024年)など。
Tanzplattform Deutschland、steirischer herbst、IMPULSEといったドイツ語圏で有数のフェスティバルや、HAU(ベルリン)、ムーゾントゥルム(フランクフルト)、ミュンヘン・カンマーシュピーレなどの主要劇場で上演を重ねている。
その活動はドイツ国内にとどまらず、ベルギー、オランダ、英国、フランスなどの欧州各国から、チュニジア、ヨルダン川西岸、インドに至るまで、国際的にも上演をおこなっている。
2022年にはヴィラ鴨川(京都)に滞在し、霊山観音像と耳塚についてリサーチを行った。
来日者紹介


Oliver Zahn 『IN PRAISE OF FORGETTING』 ©Nicole Wytyczak

Oliver Zahn 『SITUATION WITH OUTSTRETCHED ARM』 (BE Festival 2016 @ Birmingham Rep) ©Alex Brenner
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