セゾン・アーティスト・イン・レジデンス
セゾン文化財団では1994年から東京・江東区の森下スタジオを拠点に滞在型の芸術創造支援や日本の芸術文化の研究支援プログラムを支援しています。2011年から2015年に「レジデンス・イン・森下スタジオ」を実施。その成果を踏まえ、2016年から海外の芸術家や芸術団体等との双方向の国際文化交流の活性化を目的とする「セゾン・アーティスト・イン・レジデンス」を実施しています。
セゾンAIRパートナーシップ
双方向の国際文化交流を促すレジデンシー・プログラムを当財団と共同で実施する
※アーティスト・イン・レジデンス事業を活用し、海外と日本の芸術家間の協働制作を実施する事業も対象とする
※海外の芸術団体が申請者となること
→これまでの対象事業
→募集要項はこちら
ヴィジティング・フェロー
本リサーチ・プログラムは、現代演劇・舞踊の海外ネットワークの拡大、相互理解の促進を目的に、日本の現代演劇、舞踊の状況や背景、魅力等の研究を支援するプログラム。重要な役割を担うことが期待される海外のアーティスト、アーツ・マネジャーに、森下スタジオを拠点とする滞在機会を提供します。自薦、他薦は問いません。※海外アーティスト、アーツ・マネジャーが申請者となること
→これまでの対象事業
アーティストのためのリサーチ・レジデンシー
日本の文化や芸術をテーマにした創作や、日本との継続的な協働事業を構想するアーティストを対象に、日本でのリサーチ、将来のパートナーとの出会いや対話の機会を提供。現代演劇や舞踊分野で活動する芸術家の創作プロセスを重視し、アイデアを実験するために森下スタジオを利用することや、希望に応じてショーイングや、ワーク・イン・プログレスの発表も可能。
アーツ・マネジャーのためのリサーチ・レジデンシー
将来、日本との継続的な交流事業を構想するアーツ・マネジャーを対象に、日本の現代演劇や舞踊をリサーチする機会、ネットワーク拡大のために芸術家や関係者との出会いや対話の機会を提供。
2021年
2021年セゾンAIRパートナーシップ
Museum of Human E-Motions 2021
イタリアのコムーネ・ディ・バッサーノ・デル・グラッパ、フランスのラ・ブリケトリー ヴァル・ド・マルヌ国立振付開発センター、台湾の衛武営国家芸術文化センター、香港の西九龍文化地区Freespaceが提携するダンス交流事業。
2021年9月から各提携機関がホストするデジタル・レジデンシーを参加アーティスト4名が巡り、2021年12月にその成果を発表。セゾン文化財団では、武藤大祐氏をゲストに招き、「Choreography and Ecosystem」をテーマに、社会における振付やダンスのあり方について参加アーティストと議論を深めた。
【参加アーティスト】
アイナ・アレグレ(フランス/スペイン)
フェデリカ・ダラ・ポッツァ(イタリア)
チャン・ウェイロック(香港)
イェンファン・ユウ(台湾)

アイナ・アレグレ

フェデリカ・ダラ・ポッツァ

チャン・ウェイロック

イェンファン・ユウ
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2021年セゾンAIRパートナーシップ
Turn off the house lights
当財団とアーティスト・コレクティブ、Mapped to the Closest Addressとの交流事業。日本を拠点とする吉田駿太朗と前野真榛がドイツを拠点とするアレックス・ヴィテリとカタリーナ・フェルナンデスを訪問し、共同創作を行う。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でアレックス・ヴィテリとカタリーナ・フェルナンデスの来日が実現できなかったため、その代替としてオンライン・レジデンシーを実施。自然への畏怖、信仰、葛藤を解きほぐすための実践として、環境音と風景映像を収録し、サウンドインスタレーションを制作。ベルリンのコルディレラでそのパフォーマンスを行い、オンラインで配信した。
【参加アーティスト】
アレックス・ヴィテリ(ドラマトゥルク)
カタリーナ・フェルナンデス(照明・音響デザイナー)
吉田駿太朗(ダンサー・振付家、コンテンポラリーダンス及びパフォーマンス研究者)
前野真榛 (アーティスト、パフォーマー)
ヴィオレッタ(映像撮影・パフォーマー)
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2021年セゾンAIRパートナーシップ
オンライン・シンポジウム「日本とオーストラリアにおける先住民の文化芸術活動の50年を振り返る」
オーストラリアのメルボルンの郊外にあるコミュニティ・アーツセンター、フッツクレイ・コミュニティ・アーツとの交流事業。新型コロナウイルス感染症拡大の影響でアーティストの招へい及び派遣が実現できなかったため、先住民をテーマに日本およびオーストラリアにおける先住民の文化芸術活動の状況の理解を促すオンライン・シンポジウム「日本とオーストラリアにおける先住民の文化芸術活動の50年を振り返る」を開催した。
【登壇者】
野本正博(民族共生象徴空間「ウポポイ」運営本部・文化振興部長)
ヴィッキー・クーゼン(アーティスト、フッツクレイ・コミュニティアーツ、先住民アドバイザリー・グループ・メンバー)
ダン・ミッチェル(フッツクレイ・コミュニティアーツ、シニア・プロデューサー)
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オンライン・リサーチ・レジデンシー 2021/22
ダンスやパフォーマンス分野で活動する国内外のアーティストを対象に創作を見据えたリサーチを支援した。参加アーティストは個々のテーマに向かい合い、文献調査やフィールドワークを実施し、そのプロセスを他の参加アーティストと共有するオープン・セッションに参加。アーティスト独自のダンスの実践やメソッド、トレーニングなどを、広く一般のオンライン参加者と共有するオンライン・ワークショップと成果発表会を開催した。

ジャン・ヘジン

パット・トー

捩子ぴじん

松本奈々子

ザンダー・ポーター

ヤン・ジェン
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舞台芸術AiR研究会
舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス(AiR)の意義や役割を探る研究会。本年度は「アーティスト・イン・レジデンスのネットワーク/連携事業の可能性と課題」、「コロナ禍・後での アーティスト・イン・レジデンスの持続可能性」をテーマに、舞台芸術に関わるAiRの制作や運営の問題意識や課題を共有し、今後のAiRのあり方や方向性について意見交換を行った。
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舞台芸術AiRミーティング
舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンスの役割や新しい可能性を考えるミーティング。本年度は、公共ホール/劇場での特徴的な取り組みに着目し、その実態と意義を明らかにするシンポジウム「公共ホール/劇場でのアーティスト・イン・レジデンスの可能性」を開催した。
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令和3年度文化庁
「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
2020年
2020年セゾンAIRパートナーシップ
Museum of Human E-Motions 2020
イタリアのコムーネ・ディ・バッサーノ・デル・グラッパ、フランスのラ・ブリケトリーヴァル・ド・マルヌ国立振付開発センター、台湾の衛武営国家芸術文化センター、香港の西九龍文化区Freespaceと提携するダンス交流事業。 2020年度は各提携機関がホストをするデジタル・レジデンシーを、2020年9月から文化や歴史的な背景が異なる5名のアーティストが巡り、2020年12月にその成果を発表した。

敷地 理

ジャコモ・チットン

サラ・シャオ

フアッド・ブスフ

リュウ・イェンチェン
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2020年セゾンAIRパートナーシップ
オープン・フォレスト・ローンチ
アート・コレクティブ、Mapped to the closest addressとの交流事業。 2020年度は東京とベルリンでのアート活動をつなぐデジタル・レジデンシー、「オープン・フォレスト・ローンチ」を実施した。
【参加アーティスト】
アレックス・ヴィテリ(ダンス研究者、パフォーマンス作家)
カタリーナ・フェルナンデス(照明・音響デザイナー)
吉田駿太朗(ダンサー・振付家、コンテンポラリーダンス及びパフォーマンス研究者)
前野真榛
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オンライン・リサーチ・レジデンシー 2020/21
創作を見据えたリサーチを支援するプログラムで、アーティストとしての創作活動の領域を広げ、国内外で活動するアーティストとのつながりを深める機会を提供。参加アーティストは自身のリサーチと並行し、そのリサーチのプロセスを他の参加アーティストとオンラインでシェアするグループセッションに参加。また、アーティスト独自のダンスの実践やメソッド、リサーチのアイデアや方法論をシェアするオンライン・ワークショップや成果発表を実施した。

クリスティン・ブリニーニャ

ハラサオリ

エイドリアン・ハート

神村恵

アチャイエ・ケルネン

デクラン・ウィテカー
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2020年招聘 ヴィジティング・フェロー アーティスト
舞台芸術AIR研究会
舞台芸術AIR研究会は、舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンスの意義や役割を探ることを目的に、舞台芸術に関わるAIRの制作や運営の実態や動向、課題等を把握する調査を実施し、研究会を開催した。
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舞台芸術AiRミーティング
舞台芸術AiRミーティングは、国内での舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス事業の普及を目的とする事業。2020年度は、2021年2月、国際舞台芸術ミーティング in 横浜と共催し、TPAM 2021(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)にて、国内の舞台芸術に関わる主要なAiRとその滞在アーティストの活動を事例とし、グローバル化した現代社会におけるローカルな場としてのアーティスト・イン・レジデンスの実態と意義を明らかにするシンポジウムを開催した。
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令和2年度文化庁
「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
2019年
「Museum of Human E-motion」日本・イタリア・フランス・台湾ダンス交流事業
イタリアのコムーネ・ディ・バッサーノ・デル・グラッパ、フランスのラ・ブリケトリーヴァル・ド・マルヌ国立振付開発センター、台湾の衛武営国家芸術文化センターと提携するダンス交流事業。振付家・ダンサー、岩渕貞太、Sorour Darabi(イラン/フランス在住)、Masako Matsushita(イタリア)、Ming-Hwa Yeh(台湾)が参加。身体とオブジェをテーマに、2019年8月、イタリアで、9月、フランス でパートナー機関がレジデンシーを行い、2019年12月、森下スタジオに滞在。さらに、2019年12月 -1月、台湾でパートナー機関がレジデンシーを行う。

岩渕貞太

ソルール・ダラビ

マサコ・マツシタ

葉名樺(イェ・ミンファ)
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2019年セゾンAIRパートナーシップ 「MA Project」 Co3 Australia

レイウィン・ヒル
西オーストラリア州立劇場のレジデント・ダンス・カンパニー、Co3 Australiaとの交流事業。2019年6月、同ダンス・カンパニーの芸術監督、レイウィン・ヒルが森下スタジオに滞在、2019年7月、美術家、吉本直子がオーストラリアで滞在制作を行う。
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2019年招聘 ヴィジティング・フェロー アーティスト

エイドリアン・ハート
[来日中止]
舞台芸術AiRミーティング
舞台芸術AiRミーティングは、国内での舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス事業の普及を目的とする事業です。2019年2月、国際舞台芸術ミーティング in 横浜と共催し、TPAM 2019(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)にて、舞台芸術のAIRの情報共有とネットワーキングを目的としたレクチャー とシンポジウムを開催しました。 2019年度は、2019年12月、長野県の小劇場、犀の角でアーティス ト・イン・レジデンスの制作や運営、滞在アーティストの支援について理解を深めるミーティングを開催。また、2020年2月、国際舞台芸術ミーティング in 横浜と共催し、TPAM 2020(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)にて、なぜ、「今」、AiRが求められているのかをテーマに、アーティストやプロデューサーが「自分で」始めたAiRを事例にラウンドテーブルを開催した。

舞台芸術AIRミーティング in TPAM 2020

舞台芸術AIRミーティング in 上田街中演劇祭2019

舞台芸術AIRミーティング in TPAM 2019
詳細
平成31年度文化庁
「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」