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■リサーチ概要
テーマ | 身体のアーカイブ:日本と韓国の伝統とコンテンポラリーダンスの実験 |
内容 | 日本の伝統とコンテンポラリーダンスに精通するアーティストとの関係性を築くために、日本と韓国の文化的なアイデンティティの共通性や相違性についてリサーチを行った。滞在中、舞踏家にインタビューを行い、振付家・ダンサーの捩子ぴじんとの共同制作を通して、コンテンポラリーダンスが何に影響を受け、また、過去や現在のコンテンポラリーダンスが将来どのように影響力を持つかを考察した。 |
■活動実績
2014年6月15日 | 来日 |
2014年6月16日‐8月3日 | 舞台芸術関係者やアーティストと面会 振付家、捩子ぴじんとのワークショップを実施 札幌、那覇を訪問し、民俗芸能を調査 伝統芸能やコンテンポラリーダンスの公演を視察 |
2014年6月19日 | パブリックトーク 森下スタジオ |
2014年8月4日 | 帰国 |
■パブリックトーク
・パブリックトーク開催概要
日時 | 2014年6月19日(木) 19:00-20:30 |
場所 | 森下スタジオ Sスタジオ |
タイトル | 「身体のアーカイブ:日本と韓国の伝統とコンテンポラリーダンスの実験」 |
・パブリックトークの内容
日本と韓国の伝統とコンテンポラリーの関係から見た文化的なアイデンティティの共通性や相違性を考察するリサーチ・プロジェクトのアイデアや、そのアイデアの背景にある韓国の伝統舞踊やダンスの歴史について自身の作品の事例を交えてプレゼンテーションを行った。
パブリックトークのプレゼンテーション全文 →
■プロフィール
英語表記:Lim Jee-Ae
韓国の慶熙大学校で伝統舞踊を専攻。2013年、ドイツのベルリン芸術大学(UdK)、Inter-University Centre for Dance Berlin (HZT)にて、Solo / Dance / Authorshipの修士課程を修了。2013-14年、K3 タンツプラン・ハンブルクのレジデンシー・アーティスト。
韓国の伝統舞踊の技能を体得し、現代の感覚と伝統舞踊の融合を試みる作品を創作。2011年に初演のソロ作品『Raw Material』は韓国、ドイツ、ベルギー、ブルガリアで上演。2012年のフェスティバル/トーキョーでは、ファン・スヒョンと結成したCo-Lab プロジェクト・グループとして『Co-Lab:ソウル―ベルリン』を発表。2013年に韓国で初演の『New Monster』は、ドイツのタンツターゲ・ベルリン 2014に招待された。