戻 る
■リサーチ概要
テーマ | Unbearable Darkness: 日本国内外での舞踏のレガシーと重要性 |
内容 | 舞踏のレガシー、現代における重要性や将来の可能性を探ることを目的とし、土方巽、東北、シャーマニズムをテーマにしたリサーチを行った。滞在中、青森県の恐山大祭を訪問し、映像を製作。慶応義塾大学の土方巽アーカイブを訪問してインタビューを行い、また、日本の振付家、ダンサー、捩子ぴじんと新作の構想を試行する共同作業を行った。 |
■活動実績
2017年7月18日 | 来日 |
2017年7月19日‐8月19日 | 青森県の恐山大祭を訪問し、映像を製作 慶応義塾大学の土方巽アーカイブを訪問 日本の振付家、ダンサー、捩子ぴじんと共同作業 アーティストや舞台芸術関係者と面会 |
2017年8月4日 | パブリックトーク 森下スタジオ |
2017年8月20日 | レジデンス終了 |
■パブリックトーク
・パブリックトーク開催概要
日時 | 2017年8月4日(金) 19:00-20:30 |
場所 | 森下スタジオ Bスタジオ |
タイトル | 「Unbearable Darkness Research」 |
・パブリックトークの内容
2016年から始めた舞踏に関する日本とヨーロッパでのフィールド・リサーチについて、「土方の魂を探る」、「身体を切り裂く風(細江英公の写真集『鎌鼬』の撮影を目撃した当時の子どもたちの証言)」、「国際的な舞踏の伝道者(日本の社会・政治的文脈から越境し、発展したヨーロッパの舞踏の方法論)」の視点から解説するプレゼンテーションを行った。
パブリックトークのプレゼンテーション全文 →
■プロフィール
英語表記:Choy Ka Fai
シンガポール生まれ。英国、Royal College of Artでデザイン・インタラクションを専攻し、修士号を取得。主な作品に、アジアの88名の振付家やダンサーを取り上げた『Soft Machine』や、人間の筋肉の記憶を電気信号に変換してピナ・バウシュや土方巽の動きの再現を試みたパフォーマンス作品『Notion: Dance Fiction』がある。
日本では、Kyoto ExperimentやTPAM in 横浜、フェスティバル/トーキョー、東京都現代美術館等で作品を発表。また、Singapore Arts Festival(2012)、Tanz Im August(2013、2015)、ImPulsTanz Festival Vienna(2015)等、世界の有数のフェスティバルで作品を発表している。