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テーマ | アーティストとインスティテューションの関係:芸術的発展のダイナミクス |
内容 | 日本の現代演劇におけるアーティストとインスティテューションの関係に焦点を当て、日本における演劇作品の創作方法、また国際的なコラボレーションや共同製作がどのように行われているのかをリサーチ。日本の現代演劇の重要な担い手についての知識を深め、つながり、今後の国際的な交流の可能性についてアーティストや舞台芸術関係者と話し合った。 |
■トーク
日時 | 2022年12月8日(木) 15:00-15:45 |
場所 | 廣東會館倶樂部(横浜) |
タイトル | ダイナミックなトライアングル:アーティスト、インスティテューション、観客−中国のケーススタディ |
・トークの内容
「舞台芸術のエコシステムにおいて、個々のアーティストとインスティテューションの関係は最も重要なものの一つである。劇場やフェスティバルなどのインスティテューショナルなプラットフォームは、アーティストと観客の接点であるばかりではない。芸術作品がどのように作られ、観客に受け入れられるかを仲介することもできる。しかし、ここ3、4年、特にパンデミック以降、多くの中国人アーティストが、従来の制度的な制作の枠組みの外で観客とつながる自らの主体性をますます意識するようになっている。本トークでは、中国におけるこのような現象の観察結果を共有し、アーティスト、インスティテューション、観客の間の新しい相互依存の形を想像することを目的としている。」 (オフェリア・ジアダイ・ホァン)
→トーク
■プロフィール
英語表記:Ophelia Jiadai Huang
Shanghai Dramatic Arts Centreの国際プロジェクトのディレクター、またACT Shanghai International Theatre Festivalのプログラム・ディレクターを務めているほか、ドラマトゥルク、リサーチャー、パフォーマンス・アーティストとして活動する。
Asia Networks for DanceやiPANDAなどの舞台芸術のネットワークでも積極的な役割を担っている。
これまでに手掛けたプロダクションは、劇場や美術館、AsiaTOPA (オーストラリア)、 台北芸術祭 (台湾)、 Forest Fringe (UK)等のフェスティバルで上演されている。
→来日者紹介