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テーマ | A Trace Into Family History: Between 1920s~1940s |
内容 | ユー氏の家族の歴史を紐解くリサーチとして、日本の植民地時代に日本に渡り、印鑑職人として働いていた祖父や大叔父の仕事や体験に迫る。日本に暮らしていた祖父の記憶をユー氏の身体を通じて追体験することで、これまでに言説化されていなかった歴史を暗黙知として提示する構想を発展させた。 |
■公開プログラム:アーティスト・トーク
日時 | 2023年2月3日(木)19:00-20:45 |
場所 | 森下スタジオ(東京) |
タイトル | Put Me In Your Suit: エンボディメント、異なる時代の共同生活、そして歩くこと。 |
・アーティスト・トークの内容
現在進行中の彼女の家族の歴史と日本との関わりのプロジェクトについてシェアするトーク。植民地時代に日本に渡り、日本で市民として暮らしていた祖父と大叔父の歴史の大半は消失した。イェンファンは、事実や書かれた歴史ではなく、想像力、体現、共感によってシンクロする可能性や蓋然性に関心がある。そのため、彼女は祖父のスーツに身を包み、東京に足を踏み入れる構想を共有した。
→アーティスト・トーク
■公開プログラム:ワークショップ
日時 | 2023年2月7日(火)/9日(木) 19:00-20:45 |
場所 | 森下スタジオ(東京) |
タイトル | 振付的アプローチへの具現化。消失に関するいくつかの提案 III/誰でも参加できるコンタクト・インプロヴィゼーションのオープンクラスとジャム |
■プロフィール
英語表記:Yu Yen-Fang
2005年、国立台北芸術大学で振付、パフォーマンスを学ぶ。2001年からKu & Dancersのメンバーとして活動(〜2014年)。2005年に渡米し、オハイオ州立大学で振付の修士号を取得。また、2008年から米国のBebe Miller Companyのメンバーとして活動(〜2008年)。
2008年から振付家として創作を始め、日常、記憶、旅、歩くなどをテーマに作品を創作。2013年から異なるジャンルの若手アーティストのコレクティブ「Project MuoMuo」や、台湾のダンスカンパニーや劇団とのコラボレーションを多数、行う。日本・イタリア・フランス・台湾・香港ダンス交流事業「Museum of Human Emotions 2021」やADAM Artsit Lab、に参加する。
→来日者紹介
■クレジット
助成:財団法人国家文化芸術基金会