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| テーマ | ダンスにおける「Support」を再定義する——Being Present, Being Human |
| 内容 | 日本のアーティストやキュレーター、プロデューサーらとの対話、パフォーマンスの観劇、アーティストが集まる拠点への訪問を通じて、単なる制度としての支援に留まらない、人間として「ともにいること(Being Present)」に基づいたサポートのあり方を探求する。 |
■公開プログラム:トーク
| 日時 | 2026年2月25日(水)19:00-20:30 |
| 場所 | 森下スタジオ(東京) |
| タイトル | ダンスのエコシステムにおける「サポート」への考察 |
・アーティスト・トークの内容
インドネシアのジョグジャカルタを拠点とするダンス・ドラマトゥルク、プログラマー、ライターで、これまで「Paradance Platform」の運営や、インドネシア・ダンス・フェスティバルのキュレーションなどを手掛けてきたニア・アグスティナ氏によるトーク。
「この一年間、私は『サポート(支援)』とは何か、その本質について考え続けてきました。
私がインドネシアで運営しているプラットフォームは、アーティストを支援する資金が非常に限られています。そのため私たちは、資金以外のリソースによる支援を模索しながら、自分たちの文脈において『サポート』がどのように理解され、実践されているのかを問い続けてきました。
全世界で経済的・地政学的な不確実性が増す現代において、サポートという問いはかつてないほど切実なものとなっています。資本主義は人間同士のつながりを『取引』に変えてしまいがちですが、近年のインドネシアで見られる『#salingjaga(互いに見守り合う)』や『#wargajagawarga(市民が市民を守る)』といった草の根の動きは、コミュニティとしてのつながりが不安定な時代の安全装置になる得ることを改めて突きつけています。
こうした社会的実践を、いかにダンスの領域に翻訳できるのでしょうか。現場で担うさまざまな役割を超えて、同じ『人間』であるという地平に立ったとき、私たちは芸術のエコシステムの中で互いに何を差し出せるのでしょうか。(ニア・アグスティナ)」
来場/アーカイブ配信視聴をご希望の方は、フォームよりお申込みください。
■プロフィール
英語表記:Nia Agustina
ダンス・ドラマトゥルク、プログラマー、ライター。
インドネシア・ジョグジャカルタ在住。2014年に「Paradance Platform」を設立し、若手アーティストの育成に尽力。2016年から2024年までインドネシア・ダンス・フェスティバル(IDF)の共同キュレーターを務めるほか、2017年には舞台芸術批評プラットフォーム「gelaran.id」を共同設立した。国際的には、シンガポールのCentre42による「東南アジア・クリティカル・エコロジーズ・レジデンス」(2021年)や、IETMグローバル・コネクター・プログラム(2021-2022年)に参加。2024年にはスイスのチューリヒ・シアター・スペクタケルにてZKB賞の審査員を務めるなど、アジアと欧州を繋ぐ活動を展開している。ジョグジャカルタ州立大学にて数学教育の修士号を取得(2015年)。2015年より継続的にジェンダー平等とインクルーシビティ(包摂性)に関する言説に携わってきた経験が、舞台芸術における彼女の実践に大きな影響を与えている。
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