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■リサーチ概要
テーマ | ラべリング -国際的な芸術をどのようにとらえるか |
内容 | 日本の文化状況の視察および今後のネットワーク構築のリサーチ。特に、代替エネルギー、持続可能性、ロハスなどに関係するアート・プロジェクト、ジャンルを横断した芸術活動に関心がある。 |
■活動実績
2011年7月4日 | 来日 |
2011年7月5日‐7月18日 | 1)舞台芸術関係者やアーティストとの面会 2)観劇等 |
2011年7月18日 | パブリックトーク |
2011年7月19日 | 帰国 |
■パブリックトーク
・パブリックトーク開催概要
日時 | 2011年7月18日(月) 14:00-16:00 |
場所 | 森下スタジオ Cスタジオ |
タイトル | 「ヨーロッパ・ドイツ語圏の舞台芸術事情: SÜDPOL 芸術監督の立場から」 |
・パブリックトークの内容
ヨーロッパの緊縮財政政策により、公共劇場が大幅な予算削減を迫られる厳しい現状の中で、SUDPOLの芸術監督に就任されたマックス=フィリップ・アッシェンブレンナーが、いかに新しい舞台芸術を打ち出していくのかというアイデアをプレゼンテーションし、また、参加者からの積極的な発言により、グローバルな視点で、これからの舞台芸術について考える試みを行った。
パブリックトークのプレゼンテーションの全文はこちら →
■プロフィール
1981年10月9日
ドイツ・デッゲンドルフ生まれ
メディア・スタディーズ、インターラクション アンド プロセスデザインを学び、その後ドラマトゥルギーで修士号を修める。大学での研究アシスタント、サマープログラムの企画運営、フェスティバルの企画、オペラのアシスタント・ドラマトゥルク(フランクフルト歌劇場でのChristoph Loy演出「シモン・ボッカネグラ」、Benjamin Schad演出「モーツァルトとサリエリ」、ベルリン・コーミッシェ・オーパーにおけるKatja Czellnik演出「ルクルスの判決」「了解についてのバーデン教育劇」におけるChris Kondecの演出助手などを経て、2008年HAU(ベルリン)、ロッテルダム市立劇場でChris Kondek演出の「Loan Shark」、ウィーン・フェスティバル、HAUでBarbara Weber演出の「リア王」などのドラマトゥルク。2005-2007年チューリッヒ・オペラハウスのコミュニケーション部門のアシスタント、Theater Neumarktのドラマトゥルクおよび演出チームのアシスタント。2009-2010年Theater der Welt 2010のフリー・レイセンのアーティスティック・コラボレーター、ドイツ銀行が支援するアート・プロジェクト「A Globe For Frankfurt and the World」のアーティスティック・コーディネーターを経て現職。
SUDPOLは、ジャンルを横断した若いインディペンデントアートを主軸に運営されている劇場。国内外とのネットワークの構築にも積極的に取り組んでいる。海外からのレジデンスプログラムも運営。