2020年

 

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2020年セゾンAIRパートナーシップ
オープン・フォレスト・ローンチ

提携機関:Mapped to the closest address

2020年10月15日(木)-11月2日(月)
オンライン/森下スタジオ(東京)、エル・アレノ・ユミタ(ベルリン)

■事業概要
アート・コレクティブMapped to the closest addressと共同し、東京とベルリンでのアート活動をつなぐデジタル・レジデンシー、「オープン・フォレスト・ローンチ」を実施。
「オープン・フォレスト・ローンチ」では、非人間の視点から時間を知覚する可能性を探るべく、バクテリアからアボカドの木にいたるまでの様々な生物、それらが生息する生態系と風景を、東京とベルリンで並行して探索・観察。東京とベルリンの連絡はファックスというアナログな手法で行ったほか、Instagramも活用。パフォーマンスの制作プロセスをデジタル・アーカイブと映像アーカイブとして記録し、公開した。

映像アーカイブ

・参加アーティスト
アレックス・ヴィテリ
カタリーナ・フェルナンデス
吉田駿太朗
前野真榛

 

■参加アーティスト・プロフィール
アレックス・ヴィテリ [コロンビア] ダンス研究者、パフォーマンス作家

1987年生まれ。主にニューヨークとベルリンにて活動。ドラマトゥルクとして、振付家や美術家とも協働。振付家のジュリアナ・ピケーロおよび照明/音響デザイナーのカタリーナ・フェルナンデスとの協働による新作『Fan de Ellas』を、2019年11月にソフィーエンゼーレにて初演。ニューヨーク市立大学演劇パフォーマンス研究科博士課程にて研究を行う一方、ハンター大学にて教鞭を執る。

 

カタリーナ・フェルナンデス [コロンビア] 照明・音響デザイナー

1977年生まれ。主にベルリンで活動。演劇、ダンス、舞台以外の環境におけるパフォーマンスを対象として活動。現在は振付家のジュリアナ・ピケーロ、音楽家のハンス・アンスターンと協働。2017年、アート・コレクティブのフェラス・パブリッシング・プラクティシズとしてビデオインスタレーション『Soapy Postmodern Bathwater』をシャルジャビエンナーレに出品。2018年、ドイツ・ベルリン州文化ヨーロッパ局より調査給付金を受給。

 

吉田駿太朗 [日本] ダンサー・振付家、コンテンポラリーダンス及びパフォーマンス研究者

1989年宮城県生まれ。2020年、東京藝術大学大学院音楽研究科Ph.D.(学術)。2017年-2019年、日本学術振興会特別研究員(DC2)。近年の振付作品に以下の二つがある。アレックス・ヴィテリとの協働による『Migration in Red Pepper』(2018年-2019年、ニューヨーク巡回パフォーマンスアート芸術祭・アートスペース デコンストラクト主催事業)。『Of Chroma』(2019年、ニューヨーククイーンズ美術館主催)

 

前野真榛 [日本] アーティスト

1994年茨城県生まれ。東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科卒業。食品を素材にしたアート作品の制作、パフォーマンスやアートプロジェクトの企画運営を行う。主な作品に『the Museum of Make-up Art』(FIGMENT、ニューヨーク)、『RedHook Horror Lemonade』(De-Construkt、ニューヨーク)、『霞か雲か』(MEXT、東京)がある。De-Construktスタジオアシスタントを経て、現在は京都で展覧会360°アーカイブ事業ART360のプロジェクトマネージャーを務める。

 

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