ーー京都小劇場演劇における支援・資源との関わり方の多様性について
セゾン文化財団では、2025年度の次世代の芸術創造を活性化する研究助成の報告会を開催します。助成対象者の京都小劇場研究会のメンバーによる活動報告と、批評家の佐々木敦氏をゲストに迎えたディスカッションを実施します。
報告者:柴田 惇朗、岡田 眞太郎(京都小劇場研究会)
ゲスト:佐々木 敦(批評家)
日時:2026年8月19日(水)19:00-21:00
会場:KAIKA 〒600-8445 京都府京都市下京区岩戸山町440 江村ビル2F
定員:30名
参加:無料(事前申込制)
申込方法:ご参加をご希望の方は以下のリンクからお申込みください。
https://www.saison.or.jp/260819debriefing/register
※後日、アーカイブ配信も実施いたしますので、アーカイブ配信のご視聴を希望の方も上記のリンクからお申込みください。
報告会概要
演劇と支援の関わり方は複雑だ。助成金の登場以降、演劇人のキャリアは一種の「助成金すごろく」として理解できるようになった。同時に、このような標準的なキャリアモデルに乗らない/乗れない活動も多く存在する。彼らは助成金とどのように距離を取っているのか。また、助成金ではないどのような「資源」を使って活動を続けているのだろうか。
本発表は京都の小劇場演劇に関するアーカイブとインタビュー調査に基づく。そこで語られた多様な活動の目的や戦略を振り返りながら、とりわけ「支援」から距離を取る演劇人の活動に焦点を当てつつ、演劇人と支援・資源との関係を改めて問い直す。(京都小劇場研究会)
京都小劇場研究会
社会学および地理学の学術研究での経験で培った社会科学の知見を生かし、京都小劇場演劇界に関する研究を進め、その界隈のつながりを創出することを目的として結成。これまでの主な活動として、インキュベーション キョウト「若者と劇場の距離」リサーチの実施などがある。
柴田惇朗
京都の小劇場演劇シーンを中心に調査を通じて、創作と制度、価値の言説の関係を模索する研究を行っている。芸術社会学。パフォーミングアーツ・グループ「ソノノチ」にアーカイブ担当として参加し、長期でフィールドワークを実施中。主な刊行物に「小劇場界の『業界化』の過程における内的言説」の分析」(論文、2025)など。日本学術振興会特別研究員PD(関西学院大学)。博士(学術)。
岡田眞太郎
1991年、京都府宇治市生まれ。2024年3月に京都大学地理学研究室博士課程を除籍。社会資源の地理的差異について研究。劇団トム論に所属し主に俳優として活動。京都小劇場研究会として京都の演劇公演のアーカイブを作成中。NPO劇研に非常勤職員として従事し、文化芸術を切り口に人材育成・芸術支援・まちづくり事業などに取り組む。
ゲスト
佐々木 敦(批評家)
1964年生まれ。批評家。音楽レーベルHEADZ主宰。多目的スペースSCOOL共同オーナー。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。早稲田大学非常勤講師。立教大学兼任講師。芸術文化の複数の分野で批評活動を行なっている。著書多数。演劇批評の著作に『小さな演劇の大きさについて』がある。
2025年度の「次世代の芸術創造を活性化する研究助成」助成対象者、京都小劇場研究会による研究成果や提言内容を共有する報告会、「縮小する地域社会のなかで、文化政策はどこへむかうのか?~岩手県における文化政策概況を踏まえた、アーティスト・イン・レジデンスの可能性についての報告~」を開催します。
開催日時:2026年9月2日(水)19:00-20:45
2025年度の「次世代の芸術創造を活性化する研究助成」助成対象者、京都小劇場研究会による研究成果や提言内容を共有する報告会、「支援を受けない演劇人――京都小劇場演劇における支援・資源との関わり方の多様性について」を開催します。
開催日時:2026年8月19日(水)19:00-21:00
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