セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、スイスのフリブールで、Festival Belluard Bollwerk のディレクターを務めるエリザ・リープシュをお迎えいたします。
エリザ・リープシュ氏はこれまでに「さまざまな形態の暴力」、「芸術を通じた自己防衛の戦略」に着目したキュラトリアル・リサーチを行い、数多くの企画を手掛けてきました。2019年から2024年まで、ブリュッセルのBeursschouwburgのパフォーミングアーツ部門を統括し、暴力、ストーリーテリング、想像力、抵抗、空間と時間の政治性といった領域にまつわるプログラムを展開。反ファシストの未来をテーマにパフォーマンスやスクリーニング、トークなどを通じて複数のストーリーや証言に触れ、想像力を広げる機会を提供する「Telling Tales. Towards Antifascist Futures」(2024年)などを企画しています。
今回の来日では日本で、ジェンダーやクィア、家族、国家、土地といった枠組みの中で展開される暴力にまつわる芸術的実践をおこなっている人々に出会い、対話をすることで、自身の視野を広げるとともに、今後の国際的な連帯の可能性を見出したいとお考えです。
滞在期間中、本テーマに基づいて日本の舞台芸術の状況や背景などを理解していただくため、舞台芸術関係者との交流を予定しております。ご協力をよろしくお願い申し上げます。
滞在テーマ
Facing Violence——日本の舞台芸術シーンにおける暴力と防衛戦略
滞在期間
2024年11月25日― 12月22日
滞在場所
森下スタジオ(東京都江東区森下3-5-6)
※森下スタジオで、12月2日(月)19:00~トークを開催予定。詳細は以下をご覧ください。
https://www.saison.or.jp/topics/ヴィジティングフェローによるトーク-12-2(月).html
フライト・グラントは、日本を拠点に活動する芸術家・制作者・舞台技術者を対象に、海外への渡航費を支援するプログラムです。
正式に招聘を受け海外で実施される本公演、コンペティションなどへの参加を支援します。
インドネシア・ジョグジャカルタを拠点に活動するニア・アグスティナ氏が、日本でのリサーチをもとに、「サポートの再定義」や「ともにいること(Being Present)」の可能性について報告するトークを開催いたします。
ドイツを拠点に演劇作家、パフォーマーとして活動するオリバー・ツァーン氏が、過去の作品群および、一連の新作に向けた日本での「防災」のリサーチについて紹介するトークを開催します。
ヴィジティング・フェローとして、インドネシアを拠点に活動するダンス・ドラマトゥルク、プログラマー、ライターのニア・アグスティナ氏をお迎えいたします。
ヴィジティング・フェローとして、ドイツを拠点に活動する演劇作家、パフォーマーのオリバー・ツァーン氏をお迎えいたします。