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イベント
2023/05/16

創造環境イノベーション助成事業報告会 6/17(土)

「多目的なアーティスト・プラットフォームの実現に向けて」

セゾン文化財団の助成プログラム「創造環境イノベーション」は、現代演劇・舞踊界の現在の問題点を明らかにし、解決を目指す事業を対象に支援しています。この度、2020-22年度の3年間の助成期間を終了した神谷俊貴による事業「誰でも使える本格的な稽古場・作業場を整備する」の報告会およびディスカッションを実施いたします。

2022年5月、滋賀県大津市に本格オープンした芸術準備室ハイセンは、組合員やサポーターによって運営される元・保養所を再活用したレンタルスタジオ・アトリエ、アーティストインレジデンス、相談所などの機能を兼ね備えたアーティスト・プラットフォーム施設です。誰でも気軽に使える本格的な稽古場・作業場を目指し、美術・音楽・舞台芸術・文芸・調査研究などジャンルフリーに様々な創作活動を応援します。都市部から離れ琵琶湖や山々など自然に囲まれた静かな環境のため、情報を遮断し集中しやすいのも特長です。
https://haisen8100.tumblr.com/

第1部では特長である組合員やサポーター制度についても紹介し、第2部ではゲストスピーカーとともに創作環境やアーティスト支援の方法について考えます。

日時:2023年6月17日 (土): 14:00-16:00

会場:芸術準備室ハイセン(滋賀県大津市木戸1696-2)
料金:無料
You Tubeライブ配信あり
https://www.youtube.com/watch?v=0bhwWrXzWTM
会場参加は事前申込要

第1部〈「誰でも使える本格的な稽古場・作業場を整備する」報告〉
創造環境イノベーションプログラムについての紹介:岡本純子
スピーカー:神谷俊貴

第2部〈ディスカッション「アーティスト・プラットフォームとは? 創作環境やアーティスト支援の方法について」〉
スピーカー:谷 竜一、和田ながら、神谷俊貴、岡本純子

登壇者プロフィール
岡本純子 (セゾン文化財団 プログラム・オフィサー)
美術大学卒業後にコマーシャルギャラリーに就職。
非営利団体での芸術に関わる仕事、若いアーティストとの関わりを求め、セゾン文化財団に転職。プログラム・オフィサーとして、アーティスト支援や、舞台芸術の環境改善事業支援に携わってきている。「横浜市創造界隈形成推進委員会」委員。

神谷俊貴(芸術準備室ハイセン)
2010年より京都精華大学演劇部劇的集団忘却曲線やすごい劇団、龍渓下連合に所属しながら京都市内の小劇場活動に参加、2014年よりSPAC-静岡県舞台芸術センター創作・技術部に所属し大道具製作や演出部・舞台監督を経験、国内外のクリエーションに関わる。2018年よりフリーランスとなり、引き続きSPACに期間契約の他、城崎国際アートセンターへのインターン、愛知県芸術劇場の主催事業、鳥の劇場「鳥の演劇祭」の設営など全国各地へ赴く。小劇場界隈にも豊かな創作環境を実現させたく2019年より滋賀県大津市に「芸術準備室ハイセン」を発起する。

谷 竜一(京都芸術センタープログラムディレクター、京都芸術大学非常勤講師)
山口大学教育学部総合文化教育課程文芸・芸能コース卒、東京芸術大学音楽研究科音楽文化学専攻芸術環境創造研究分野(修士)修了。京都芸術センターアートコーディネーター、京都府地域アートマネージャー(山城地域担当)を経て、2021年より現職。演劇・ダンスを中心に、現代美術、伝統芸能等多岐にわたる事業企画・運営に携わるほか、2022年度からアーティスト・イン・レジデンス事業の統括も担当。
また、詩人・演劇作家としても活動。2022年度より(公財)京都府長岡京市記念文化事業団企画委員。2023年度より京都芸術大学非常勤講師。バンド「swimm」のメンバーでもある。

和田ながら(演出家、したため主宰)
京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科卒業、同大学大学院修士課程修了。2011年に自身のユニット「したため」を立ち上げ、京都を拠点に演出家として活動を始める。美術、写真、音楽、建築など異なる領域のアーティストとも共同作業を行う。2018年より、京都木屋町三条の多角的アートスペース・UrBANGUILDのブッキングスタッフ。2020年度から22年度まで鳥公園アソシエイトアーティスト。NPO法人京都舞台芸術協会理事長。

会場参加申し込み :メール(haisen.tkamiya@gmail.com)まで名前、連絡先、人数を明記してご連絡ください
※最寄り駅のJR湖西線志賀駅から会場までは急な坂道がありますので歩きやすい格好でお越しください

主催:公益財団法人セゾン文化財団*、神谷俊貴
※「助成事業に係る広報活動やネットワーク構築」の一環として本報告会を実施します。

森下スタジオセゾンAIR
2023/05/12

2022年度フッツクレイ・コミュニティ・アーツ交流事業報告会 5/25(木)

「マユンさんとイタカンロ スペシャル」

セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、オーストラリアのメルボルン郊外に拠点を置くフッツクレイ・コミュニティ・アーツとの交流事業として、2023年3月、マユンキキ氏と田村かのこ氏を、オーストラリアに派遣しました。二人は、シドニーとメルボルンに約3週間滞在し、日本とオーストラリアの先住民の文化芸術活動に関するリサーチを行い、関係者との対話を深めました。

本報告会では、滞在した二人がオーストラリアでの活動内容を写真や映像を交えて振り返りながら、両国の先住民の文化芸術活動についての見解や、今後のフッツクレイ・コミュニティ・アーツ交流事業の発展可能性についてお話しします。

先住民の文化芸術活動に関心をお持ちの方だけでなく、あらゆる分野の芸術家や文化伝承者、研究者、制作者など、多くの方と今回の経験について共有する機会にしたいと考えておりますので、みなさまのご参加をお待ちしております。

日時:2023年5月25日(木)19:00-20:30
登壇者:マユンキキ、田村かのこ

開催方法:ハイブリッド
※リアル会場:森下スタジオ(東京都江東区森下3-5-6)、定員20名
※オンライン会場:森下スタジオでの報告会をオンライン配信

参加費:無料

申込方法:以下のGoogleフォームからお申し込みください。
Google Form: https://forms.gle/pUeiBAXiNmNWGuFX9
・参加費:無料

参考映像:オーストラリア滞在中に配信した活動報告映像をご覧いただけます。
YouTube: https://www.youtube.com/playlist?list=PLD_24N507GwH7zOS1D5zt3IhCeJIzxSAh

登壇者プロフィール:以下のリンクをご参照ください。
https://www.saison.or.jp/2022_FCA_session

問い合わせ先:residency@saison.or.jp

主催:公益財団法人セゾン文化財団
※「助成事業に係る広報活動やネットワーク構築」の一環として本報告会を実施します。

 公 募 
2023/03/16

2023年度フライト・グラントのご案内

フライト・グラントは、日本を拠点に活動する芸術家・制作者・舞台技術者を対象に、海外への渡航費を支援するプログラムです。
正式に招聘を受け海外で実施される本公演、アーティスト・イン・レジデンス、コンペティションなどへの参加を支援します。
渡航目的の緊要性を鑑みて審査を行います。

募集スケジュールや提出書類など、申請に関する詳細情報は、要項をご確認ください。
詳細については以下からご覧ください。
→ 2023年度フライト・グラント

セゾンAIR
2023/02/27

セゾンAIRパートナーシップ派遣者の紹介

事業概要
セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、フッツクレイ・コニュニティ・アーツとの交流事業として、アイヌの伝統歌を歌う「マレウレウ」のメンバーであり、国内外のフェスティバルで作品を発表するアーティストのマユンキキさんとArt Translators Collectiveを主宰し、現代アートや舞台芸術の現場で活動する田村かのこさんを、オーストラリアに派遣いたします。
今回の派遣では、日本とオーストラリアの先住民の文化芸術活動に関する新しい出会いや対話の場を創出する目的で、シドニーとメルボルンに滞在します。滞在期間中、オーストラリアの先住民の文化芸術活動の状況や背景などを理解していただくため、フッツクレイ・コニュニティ・アーツのコーディネートのもとで現地のアーティストや関係者と交流していただく予定です。

滞在期間
2023年2月27日(月)― 3月14日(火)

滞在場所
Footscray Community Arts (メルボルン)、POWERHOUSE-GALANG (シドニー)

令和4年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」

プロフィール等の詳細は以下からご覧ください。
派遣者のご紹介

お知らせ
2023/02/22

2023年度 助成事業決定のご報告

2023年度の助成事業について詳細を掲出いたしました。ぜひご高覧ください。

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→ ライブラリー|事業計画(プレスリリース)

 公 募 セゾンAIR ー申込受付終了ー
2023/02/01

2023年度フェスティバル・トランスアメリーク(カナダ・モントリオール)Conversations on Performance、参加アーティスト募集

海外AIR派遣プログラム
セゾン文化財団では日本を拠点に活躍するアーティストの国際文化交流活動の活性化を目的とし、カナダのモントリオールの舞台芸術祭フェスティバル・トランスアメリーク(Festival TransAmériques)がフェスティバル期間中に開催するアーティスト・イン・レジデンスConversations on Performanceに1名のアーティストを派遣します。
カナダ国内外から若手アーティストやドラマトゥルク、批評家が参加し、期間中、共にパフォーマンスを見て、議論、分析、考察し、将来の作品のための糧となる経験を積む機会が提供されます。自身の創作活動を高めるチャンスを意欲的に求めるアーティストを募集します。

詳細は以下の募集要項をご覧ください。
2023年度フェスティバル・トランスアメリークConversations on Performance募集要項

応募期間
2023年2月1日(水)から2月25日(土) ※締切日必着

応募方法
申請書を以下のリンクのフォームから取得し、申請書に必要事項を英語でご記入の上、応募期間内に申請書と申請者のCV(英文)、ポートレート写真のデータを、e-mailでお送りください。

URL: https://forms.gle/qbhfH1PhYihq264S9 

森下スタジオセゾンAIR
2023/01/31

ヴィジティング・フェローによるトーク 2/11(土)

「社会におけるプロセスとしてのアートの可能性―韓国と日本のリサーチから考察する」

「演劇とは何か、この時代、社会において、演劇、あるいは芸術の役割は何であるべきか」という問いのもと、障がいを持つ人、セクシュアル・マイノリティー、被災者、難民など、いわゆるソーシャル・マイノリティの人々とアートの間での活動に関する韓国でのリサーチをもとに事例を紹介します。また、日本で同様の社会とアートの間で活動をしている人々に関するリサーチを振り返り、今後の国際的な連帯の可能性を議論する予定です。

日時:2023年2月11日(土) 13:00-14:30
会場:森下スタジオ(江東区森下3-5-6)

申込方法:以下のGoogleフォームからお申し込みください。(定員20名)
Google Form: https://forms.gle/5qN7NpVakcyxguC36

プロフィール等の詳細は以下をご覧ください。
https://www.saison.or.jp/vf2022_Jooyoung_talk

主催:公益財団法人セゾン文化財団
助成:令和4年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」

森下スタジオセゾンAIR
2023/01/27

ヴィジティング・フェローによるワークショップ 2/7(火)・2/9(木)

「振付的アプローチへの具現化。失踪に関するいくつかの提案 III」

このワークショップでは、レジデンス・アーティストであるユー・イェンファンの最新作(ソロ)、『失踪に関するいくつかの提案 III』の創作過程を明らかにします。参加者は即興的な動きによって身体の感覚を開き、特定の個人的な記憶に飛び込んでいきます。

参加条件
・ダンスや演技のトレーニングを受けているパフォーマー
・このワークショップは感情的な表現を伴うワークを行うため、参加者はご自身の健康状態を考慮した上、ご参加ください。
・スポーツウェアやダンスウェアなど動きやすい服装でご参加ください。ワークは裸足で行います。
・明るく前向きに、寛容な心でご参加ください。
・ワークショップでは、新型コロナウィルス感染症対策としてサージカルマスク(医療用)の準備、着用をお願いいたします。

日時:2023年2月7日(火) 19:00-20:30
会場:森下スタジオ(江東区森下3-5-6)
参加費:無料

「誰でも参加できるコンタクト・インプロヴィゼーションのオープンクラスとジャム」

1時間目はコンタクト・インプロヴィゼーションの基本を学び、2時間目はオープン・ダンス・ジャムを行います。このクラスはすべてのレベルの参加者を対象にしています。ダンスやワークショップが初めての方、大歓迎です。

参加条件
・ダンスや演技のトレーニングやワークショップの参加経験の有無は問いません。
・スポーツウェアやダンスウェアなど動きやすい服装でご参加ください。ワークは裸足で行います。
・ワークショップでは、新型コロナウィルス感染症対策としてサージカルマスク(医療用)の準備、着用をお願いいたします。

日時:2023年2月9日(木) 19:00-20:30
会場:森下スタジオ(江東区森下3-5-6)
参加費:無料

申込方法:以下のGoogleフォームからお申し込みください。(各回定員15名)
Google Form: https://forms.gle/zVrXcg5ucddt4Dfy6

森下スタジオで2月2日(木)にトークを開催予定です。
https://www.saison.or.jp/vf2022_YenFang_talk

アーティストの滞在内容やプロフィール:以下のリンクをご参照ください。
https://www.saison.or.jp/vf2022_YenFang_intro

主催:公益財団法人セゾン文化財団
助成:令和4年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」

森下スタジオセゾンAIR
2023/01/26

ヴィジティング・フェローによるトーク 2/2(木)

「Put Me In Your Suit: エンボディメント、異なる時代の共同生活、そして歩くこと。」

台湾の振付家、演出家、アーティストであるユー・イェンファン氏が、現在進行中の彼女の家族の歴史と日本との関わりのプロジェクトについてシェアするトーク。
植民地時代に日本に渡り、日本で市民として暮らしていた祖父と大叔父の歴史の大半は消失してしまいました。イェンファンは、事実や書かれた歴史ではなく、想像力、体現、共感によってシンクロする可能性や蓋然性に関心があります。そのため、彼女は祖父のスーツに身を包み、東京に足を踏み入れます。イェン・ファンは父親を題材にした最新作(ソロ)、『消失に関するいくつかの提案III』を発表し、高い評価を得ています。今回のレジデンスでは、このようなテーマを本能的に追い求める彼女の問いかけが、新たな一歩を踏み出すことになることでしょう。

日時:2023年2月2日(木) 19:00-20:30
会場:森下スタジオ(江東区森下3-5-6)

申込方法:以下のGoogleフォームからお申し込みください。(定員20名)
Google Form: https://forms.gle/dULSLTDfU4AN4Rie8

森下スタジオで2月7日(火)・2月9日(木)にワークショップを開催予定です。
https://www.saison.or.jp/vf2022_YenFang_ws  

主催:公益財団法人セゾン文化財団
助成:令和4年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」

森下スタジオセゾンAIR
2023/01/21

ヴィジティング・フェロー来日者の紹介

セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、ヴィジティング・フェローとして台湾を拠点に活動する振付家で演出家のユー・イェンファン氏をお迎えいたします。

ユー氏は国立台北芸術大学の学生時代から台湾のKu & Dancersのメンバーとして活動し、オハイオ州立大学で振付の修士号を取得後、米国のBebe Miller Companyのメンバーとして活動しています。2008年から振付家として創作を始め、日常、記憶、旅、歩くなどをテーマにした作品を台湾内外で発表。また、2013年から異なるジャンルの若手アーティストのコレクティブの活動、「Project MuoMuo」や、Horse Dance Companyを始めとする台湾のダンスカンパニーや劇団とのコラボレーションを多数、行っています。

今回の来日では、ユー氏の家族の歴史を紐解くリサーチとして、日本の植民地時代に日本に渡り、印鑑職人として働いていた祖父や大叔父の仕事や体験に迫ります。日本に暮らしていた祖父の記憶をユー氏の身体を通じて追体験することで、これまでに言説化されていなかった歴史を暗黙知として提示する構想です。

滞在期間中、日本の舞台芸術の状況や背景、魅力などを理解していただくため、舞台芸術関係者と交流していただく予定です。ご協力をよろしくお願い申し上げます。

滞在テーマ
A Trace Into Family History: Between 1920s〜1940s

滞在期間
2023年1月24日(火)― 2月23日(木)

滞在場所
森下スタジオ(東京都江東区森下3-5-6)

※森下スタジオで、2月2日(木)19:00~アーティスト・トークを、2月7日(火)及び9日(木)19:00~ワークショップを開催予定。詳細は当財団のウェブサイトで発表いたします。

令和4年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」

プロフィール等の詳細は以下からご覧ください。
来日者のご紹介

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セゾン文化財団の法人賛助会員は、右記の通りです。
当財団の活動に対しまして、ご理解・ご支援をいただき、深く感謝いたします。(2022年3月現在・50音順)