セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、インドのアーメダバードを拠点に活動するパフォーマンス・アーティストのアヴニー・セティ氏をお迎えいたします。
アヴニー・セティ氏はさまざまなダンスの表現形式を学んだのち、特に暴力・記憶・空間・身体といった事柄に焦点をあてた領域横断的なパフォーマンス実践をおこなっています。また、2013年にはアーメダバードに「Conflictorium (Museum of Conflict)」を設立。その運営を通じて紛争や分断に創造的な方法で橋を架けることを目指してきました。2023年に同館の芸術監督を退任し、現在は実験的なパフォーマンスのためのスタジオ「Ordo Performance Collaboratory」の運営を手掛けています。
2020年には「Jane Lombard Prize for Art and Social Justice 2020-2022」を受賞、2024年にはプリンス・クラウス基金「IMPACT Award」の審査員に任命されるなど、その活動は国際的にも高く評価されています。
今回の来日では、現代の過剰で暴力的な状況に対抗し得る身体言語である「economical movement」を開発するヒントとするために、特に「歩行」に焦点をあて、舞踏および舞踏から派生したダンスやパフォーマンスの実践についてリサーチをおこないたいとお考えです。
滞在期間中、本テーマに基づいて日本の舞台芸術の状況や背景などを理解していただくため、舞台芸術関係者との交流を予定しております。ご協力をよろしくお願い申し上げます。
滞在テーマ
Finding ‘economical movement’ through the influence of Butoh on contemporary moving bodies.
滞在期間
2025年1月31日― 3月3日
滞在場所
森下スタジオ(東京都江東区森下3-5-6)
※森下スタジオで、2月5日(水)にトークを開催予定。詳細はこちらをご覧ください。
カナダのモントリオールの舞台芸術祭フェスティバル・トランスアメリーク(Festival TransAmériques)がフェスティバル期間中に開催するアーティスト・イン・レジデンスConversations on Performanceに参加するアーティストを募集します。
インドのアーメダバードを拠点に活動するパフォーマンス・アーティストで、「Conflictorium (Museum of Conflict :紛争のミュージアム)」等での活動を通じて紛争や分断に創造的な方法で橋を架けることを目指してきたアヴニー・セティ氏によるトークを開催。
ヴィジティング・フェローとして、インドのアーメダバードを拠点に活動するパフォーマンス・アーティストのアヴニー・セティ氏をお迎えいたします。
この度、当財団で行っていました森下スタジオ常勤職員募集への応募を、2025年1月13日(月・祝)の23:59にて締め切らせていただきました。
ご応募くださいました皆様に御礼申し上げます。
YPAM(横浜国際舞台芸術ミーティング)エクスチェンジで国内外の舞台芸術の関係者との出会いやネットワーク、情報交換の機会の創出を目的とするミーティングを開催します。