事業概要
セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、フッツクレイ・コニュニティ・アーツとの交流事業として、オーストラリア、メルボルンのフッツクレイ・コニュニティ・アーツの先住民アドバイザリー・グループのアンクル・ラリー・ウォルシュさん、シニア・プロデューサーのダン・ミッチェルさんをお迎えします。
今回の来日では、日本とオーストラリアの先住民の文化芸術活動に関する新しい出会いや対話の場を創出する目的で、東京と北海道に滞在します。また、滞在期間中、日本の舞台芸術の状況や背景、魅力などを理解していただくため、舞台芸術関係者と交流していただく予定です。ご協力をよろしくお願い申し上げます。
滞在期間
2022年8月28日(日)― 9月10日(土)
*8月27日(土)森下スタジオでイベントを開催予定
滞在場所
森下スタジオ(東京都江東区森下3-5-6)、天神山アートスタジオ(札幌市豊平区平岸2条17丁目1番80号)
令和4年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
プロフィール等の詳細は以下からご覧ください。
来日者のご紹介
事業概要
2022年度のセゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、Mapped to the Closest Addressとの交流事業の一環として、ベルリンを拠点に活動するドラマトゥルクのアレックス・ヴィテリと、照明・音響デザイナーのカタリーナ・フェルナンデスをお迎えします。
Mapped to the Closest Addressはアレックス・ヴィテリやカタリーナ・フェルナンデス、吉田駿太朗、前野真榛の4人の人間と1匹の猫、ヴィオレッタからなる異種間ダンス・コレクティブです。振付の実践を通して、近代化および植民地主義へ向かう社会を問い直すと同時に、自然環境に対する人間の態度について疑問を投げかけ、人間中心的な視点の転換を促すプロジェクトを展開しています。
2020年にスタートした本事業でMapped to the Closest Addressは、東京とベルリンのそれぞれの土地で出会った庭師や樹木医、コミュニティガーデンのメンバー、農家、ワイン職人、そして、家族や友人から様々な声や物語を収集するリサーチをしました。また、それらの声や物語とともに、過去、現在、そして想像のランドスケープを織り交ぜたダンス・パフォーマンス、『Turn Off the House Lights』を2022年3月、ベルリンのコルディレラで発表しています。
今回の来日でアレックス・ヴィテリとカタリーナ・フェルナンデスは、これまでに吉田駿太朗と前野真榛がリサーチした軌跡を追い、ベルリンで発表した『Turn Off the House Lights』に東京のランドスケープと生態系を融合させた新たなパフォーマンス作品の創作を試みます。
滞在期間中、日本の舞台芸術の状況や背景、魅力などを理解していただくため、舞台芸術関係者と交流していただく予定です。ご協力をよろしくお願い申し上げます。
滞在期間
2022年8月3日(水)‐9月14日(水)
*8月27日(土)森下スタジオでイベントを開催予定
滞在場所
森下スタジオ(東京都江東区森下3-5-6)
令和4年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
プロフィール等の詳細は以下からご覧ください。
来日者のご紹介
2022年度アーティスト・イン・レジデンス派遣事業「Theaterfestival Basel “watch & talk”」について詳細を掲出いたしました。是非ご高覧ください。
アーティスト・イン・レジデンス派遣事業「Theaterfestival Basel “watch & talk”」 助成対象者決定のご報告
本リサーチ・プログラムは、現代演劇・舞踊の海外ネットワークの拡大、相互理解の促進を目的に、日本の現代演劇、舞踊の状況や背景、魅力等の研究を支援するプログラム。重要な役割を担うことが期待される海外のアーティスト、アーツ・マネジャーに、森下スタジオを拠点とする滞在機会を提供します。自薦、他薦は問いませんが、海外のアーティストやアーツ・マネジャーが申請者する必要があります。
アーティストのためのリサーチ・レジデンシー
日本の文化や芸術をテーマにした創作や、日本との継続的な協働事業を構想するアーティストを対象に、日本でのリサーチ、将来のパートナーとの出会いや対話の機会を提供。現代演劇や舞踊分野で活動する芸術家の創作プロセスを重視し、アイデアを実験するために森下スタジオを利用することや、希望に応じてショーイングや、ワーク・イン・プログレスの発表も可能。
アーツ・マネジャーのためのリサーチ・レジデンシー
将来、日本との継続的な交流事業を構想するアーツ・マネジャーを対象に、日本の現代演劇や舞踊をリサーチする機会、ネットワーク拡大のために芸術家や関係者との出会いや対話の機会を提供。
対象期間:2022年10月3日〜12月28日、2023年1月6日〜2月19日
助成内容:募集要項に定める要件を満たすアーティストおよびアートマネージャー1名につき20万円を上限とするエコノミークラス往復航空券、滞在費(到着・出発日を除く1日あたり4,000円)、活動費(到着・出発日を除く1日あたり5,000円)を支援。
募集人数:アーティスト2名、アートマネージャー1名
申請締切 2022年6月30日(木)
* 2022年6月27日(月)までに申請書をダウンロードしてください。
詳細は募集要項(英語)をご覧ください。
https://www.saison.or.jp/2022_vf_applicationguidelines
セゾン文化財団では、オーストラリアのメルボルンの郊外にある文化施設のフッツクレイ・コミュニティアーツとのアーティスト・イン・レジデンスの交流事業の一環として、日本とオーストラリアの先住民の文化芸術活動について理解を深めるシンポジウムをオンラインで開催いたします。
本シンポジウムでは、日本とオーストラリアの先住民の文化芸術活動の事例として、1974年に開館したフッツクレイ・コミュニティアーツの活動や先住民文化プログラムを紹介するとともに、北海道の白老におけるポロトコタン(旧アイヌ民族博物館)の誕生から現在に至るまでの文化活動を振り返り、今後の国際文化交流事業の可能性や展望について意見交換を行います。ぜひ、ご視聴ください。
■開催概要
日時:2022年3月17日(木) 16:00-18:30(日本時間)
会場:Zoomウェビナー
登壇者:野本正博(民族共生象徴空間「ウポポイ」)、Vicki Couzens (フッツクレイ・コミュニティアーツ)、Dan Mitchell (フッツクレイ・コミュニティアーツ)
言語:日本語、英語(逐次通訳)
参加費:無料
申込方法:ご参加をご希望の方は以下のリンクからお申込みください。
Zoomウェビナー申込フォーム
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_OWWRrDB6SHGx6uCOWpC00A
オンラインシンポジウムの概要は以下のリンクからご覧いただけます。
https://www.saison.or.jp/fcac_symposium_J
共催:公益財団法人セゾン文化財団、フッツクレイ・コミュニティアーツ
協力:公益財団法人アイヌ民族文化財団
助成:令和3年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
セゾンAIRパートナーシップでは、アート・コレクティブMapped to the Closest Addressと共同し、東京とベルリンでのアート活動をつなぐデジタル・レジデンシー、「ターン・オフ・ザ・ハウス・ライツ」を実施しています。
Mapped to the Closest Addressはこの2年間、庭師、樹木医、コミュニティガーデンのメンバー、農家、ワイン職人たちと対話を重ねてきました。昨年のプロジェクトでは、こうした記録をタコの足のようなリゾーム構造のデジタル・アーカイブとして構成しました。今回の「ターン・オフ・ザ・ハウス・ライツ」では音と語りをテーマにリサーチを行い、集めてきた物語や資料をサウンドインスタレーションの形で再編成します。ベルリンのコルディレラに沈む夕焼けは、真夜中の日本に転送され、どのような景色を映すのでしょうか。ぜひ、物語に耳を傾けながら、夜の時間と風景をお楽しみください。
開催概要
Mapped to the Closest Address ワーク・イン・プログレス
「ターン・オフ・ザ・ハウス・ライツ」a midnight transmission
2022年3月4日(金)24:15〜(日本時間)
ベルリン [コルディレラ・ダンス・スタジオ] 、オンライン
オンライン参加・申込フォーム:
次のGoogle Formに必要事項をご記入の上、お申込みください。
https://forms.gle/JDit1U3N5P1DpdFb7
アーティスト:アレックス・ヴィテリ 吉田駿太朗 カタリーナ・フェルナンデス 前野真榛 ヴィオレッタ
※オンライン参加のお申し込みの締切は2022年3月4日(金)17時です。
言語:英語
参加費:無料(要申込)
「ターン・オフ・ザ・ハウス・ライツ」の概要は以下のリンクからご覧いただけます。
https://www.saison.or.jp/Mapped_Turnoffthehouselights_j
主催:公益財団法人セゾン文化財団
助成:令和3年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
■事業概要
アート・コレクティブMapped to the Closest Addressと共同し、東京とベルリンでのアート活動をつなぐデジタル・レジデンシー、「ターン・オフ・ザ・ハウス・ライツ」を実施。
「ターン・オフ・ザ・ハウス・ライツ」は、コルディエラ・ベルリンの庭を拠点に、自然への畏怖、信仰、葛藤を解きほぐすための実践として、環境音と風景映像を収録。その素材からドローイングおよびテキストの作成を行い、サウンドインスタレーションを創作する。3月4日(金)にはワーク・イン・プログレスを実施予定。焚火を囲み夕日を眺める、自然の中で揺蕩うような体験を共有する。
ワーク・イン・プログレスの詳細については、後日、当財団ウェブサイトで発表予定。
■アーティスト紹介
Mapped to the Closest Address
4匹の人間と1匹の猫Violetaからなる異種間ダンス・コレクティブ。振付の実践を通して、近代化および植民地主義へ向かう社会を問い直すと同時に、自然環境に対する人間の態度について疑問を投げかけ、人間中心的な視点を転換しようとしている。人間以外の生物に触れ、またその出会いを記録していく。
参加アーティスト:アレックス・ヴィテリ、吉田駿太朗、カタリーナ・フェルナンデス、前野真榛、ヴィオレータ
https://www.mappedtotheclosestaddress.com/
オンライン・リサーチ・レジデンシーの一環として、参加アーティストがこれまでのリサーチのプロセスやアイデアから生まれた成果を共有し、議論を深めるオープン・グループセッションを開催します。
2022年2月9日(水)17:00-20:00(日本時間)
・エモーティング/3M0T1NG by ザンダー・ポーター(米国/ドイツ)
・ジャスミンタウンのプレゼンテーションと想像力 by ヤン・ジェン(中国)
・境界を越えて誰か/何かと踊るための振付テキストに関する研究 by 松本奈々子(日本)
2022年2月10日(木)
・アクアラング by パット・トー(シンガポール)
・『Cue』のためのワークインプログレス by 捩子ぴじん(日本)
・ゴーストのスイングマイクに関するリサーチの共有 by ヘジン・ジャン(韓国)
参加費:無料
言語:英語
申込方法:次のGoogle Formに必要事項をご記入の上、お申込みください。
https://forms.gle/GMjYTMF5Q1qEkQUJ8
オープン・グループセッションの概要は以下のリンクからご覧いただけます。
https://www.saison.or.jp/orr_2021ogs_j
オンライン・リサーチ・レジデンシーの一環として、国内外6名の参加アーティストによるアーティスト独自のダンスの実践やメソッド、リサーチのアイデアをシェアするオンライン・ワークショップを開催します。
2022年1月8日(土)
“Emoting:[webcam*webcam](^z)” by ザンダー・ポーター(米国/ドイツ)
5:00 pm – 6:00 pm (日本時間)
A lesson for dancing Imaginary Waltz” by 松本奈々子
6:30 pm – 7:40 pm (日本時間)
2022年1月15日(土)
“Howling” by 捩子ぴじん
5:00 pm – 6:10 pm (日本時間)
“Weekly Weakly #128” by ヘジン・ジャン(韓国)
6:40 pm – 8:00 pm (日本時間)
2022年1月22日(土)
“Air Ways” by パット・トー(シンガポール)
5:00 pm – 6:10 pm (日本時間)
“Moving out of the Body from History” by ヤン・ジェン(中国)
6:40 pm – 8:10 pm (日本時間)
参加費:無料
言語:英語
申込方法:次のGoogle Formに必要事項をご記入の上、お申込みください。
https://forms.gle/UiKgTFsHUJzSd3px7
ワークショップの概要は以下のリンクからご覧いただけます。
https://www.saison.or.jp/orr_2021ws_j
ワークショップの参加条件等の詳細について、お申し込みの前に必ずご確認ください。
https://www.saison.or.jp/orr_2021ws_e
舞台芸術でのアーティスト・イン・レジデンス(AiR)の役割や新しい可能性についての議論を目的とするプログラム。
近年、舞台芸術分野でもアーティスト・イン・レジデンスを活用し、作品創作をするアーティストが増加しています。その背景には、劇場やフェスティバル、稽古場等、創造活動をサポートする担い手が多様なアーティスト・イン・レジデンスを発展・展開させていることがうかがえます。
舞台芸術AiRミーティングでは、公共ホール/劇場での特徴的な取り組みに着目し、その実態と意義、可能性を明らかにします。
開催概要
日時:2021年12月8日(水)19:00-20:30
会場:BankART KAIKO(横浜市中区北仲通5-57-2 北仲ブリック&ホワイト1F)/オンライン
※参加方法についてはYPAMのウェブサイト(https://ypam.jp)をご覧ください。
登壇者
パネリスト
・上栗陽子(穂の国とよはし芸術劇場PLAT事業制作リーダー)
・坂田雄平(宮古市民文化会館館長補佐・プロデューサー/岩手県文化芸術コーディネーター)
・堤佳奈(三重県文化会館事業課演劇事業係)
ファシリテーター
・野村政之(全国小劇場ネットワーク代表/長野県文化振興コーディネーター)
※登壇者のプロフィール等は当財団のウェブサイトをご覧ください。
(https://www.saison.or.jp/YPAM_AiRMeeting2021.pdf)
共催:横浜国際舞台芸術ミーティング2021実行委員会、公益財団法人セゾン文化財団
助成:令和3年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
Footscray Community Artsとの交流事業の一環として、オーストラリア、メルボルンのフッツクレイ・コニュニティ・アーツの先住民アドバイザリー・グループのアンクル・ラリー・ウォルシュ、シニア・プロデューサーのダン・ミッチェルをお迎えします。
2020年度の「次世代の芸術創造を活性化する研究助成」実施団体による研究成果や提言内容を共有する報告会を開催します。
Mapped to the Closest Addressとの交流事業の一環として、ベルリンを拠点に活動するアレックス・ヴィテリと、カタリーナ・フェルナンデスをお迎えします。