Dictionary of Fantastical Creatures
『Cutting mushrooms』Photo: JonasVerbeke
パリとブリュッセルを拠点とする振付家でパフォーマーのキム・キドが新作『HIGH GEAR』の構想とそのための滞在中のリサーチを共有するトークを開催。同時滞在アーティストとして、キム・キドのフィールド・リサーチを伴走する振付家でダンサーの藤田一樹とともに登壇する。
パフォーマティブな作品群で構成する長期プロジェクト「空想上の生き物辞典」を通して、個人的な宇宙観を発展させる私のアプローチを共有する。空想上の生き物という言葉のもと、私は規範に疑問を投げかけ、集合的無意識の支配的な観念を解体することで、そこに現れる怪物性を探求している。私の作品では、見慣れたものを歪め、平凡なものの中に隠された奇妙さを引き出そうとしている。個人的、社会的、政治的な経験から、具象と抽象の間をさまよう有機的で曖昧なパフォーマティブな形式を掘り起こす方法を発展させている。
これまでに「空想上の生き物辞典」の最初の2つの章、『FUNKESTEIN』と『CUTTING MUSHROOMS』を発表した。滞在中、第3章『HIGH GEAR』のページを開く。権力、規範、支配との関係を想起させるマンガのイメージを探し、振付における言語を創造したい。(キム・キド)
イベント概要
日時:2023年12月18日(月) 19:00-20:30
会場:森下スタジオ
登壇者:キム・キド、藤田一樹
※日英逐次通訳
※定員15名
※要申込
申込方法
■申込方法
以下のフォームからお申し込みください。
Microsoft Form: https://forms.office.com/r/BcTz47uycz
※定員15名、後日、アーカイブ配信予定。
※アーカイブ配信のURLの送付をご希望の方は上記からお申し込みください。
登壇者のプロフィール等の詳細は以下をご覧ください。
https://www.saison.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2023/11/VF23来日情報_チラシ.pdf
主催:公益財団法人セゾン文化財団
助成:令和5年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
Dance of/for the Future: New Queer and Empowering Approaches
rieck|senzenberger『a dance routine』Photo: Nathan Ishar
デュッセルドルフのtanzhaus nrwのドラマトゥルクのルーシー・オートマンが、ボディ・ポリティクス、デジタル・メディア、共有責任、新しいコミュニティなどの領域を探求する未来志向の振付の実践について、ドイツのダンス・シーンで活躍するアーティストの事例から紹介するトークを開催。
Katharina Senzenbergerはデジタルで流通するダンスに焦点を当て、コンテンポラリーと商業のダンスをユニークに結びつけている。Brigitte Huezoはテクノロジー、ゲーム、3Dデザイン、映画、ファッションの交差点で活動している。Sophia Neisesは視覚障害のあるパフォーマー、振付家、活動家で、Zwoisy Mears-Clarkeとともに、tanzhaus nrwで創造的かつ実験的なオーディオディスクリプションのためのラボに関わっている。
私は彼らの目覚ましい活動に基づいて、tanzhaus nrwのプログラムの焦点とともに、芸術的なリサーチや多様な聴衆へのアウトリーチなどの活動について言及したい。彼らはドイツのダンス・シーンにおける現在、そしてとても刺激的な発展の象徴でもある。(ルーシー・オートマン)
上記のアーティストの活動に関する情報
Katharina Senzenberger
https://www.instagram.com/katharsisbaby/?hl=de
https://vimeo.com/user72203157
Brigitte Huezo
https://brighuezoprojects.myportfolio.com/
https://linktr.ee/Brigitte.Huezo
Sophia Neises
https://www.youtube.com/watch?v=WRMazLMphr0
https://www.deutschertanzpreis.de/en/dance-award/award-winners
イベント概要
日時:2023年12月12日(火) 19:00-20:30
会場:森下スタジオ
登壇者:ルーシー・オートマン
※日英逐次通訳(通訳:田村かのこ)
※定員15名
※要申込
申込方法
■申込方法
以下のフォームからお申し込みください。
Microsoft Form: https://forms.office.com/r/BcTz47uycz
※定員15名、後日、アーカイブ配信予定。
※アーカイブ配信のURLの送付をご希望の方は上記からお申し込みください。
登壇者のプロフィール
ルーシー・オートマン tanzhaus nrwドラマトゥルク(ドイツ)
2022年からデュッセルドルフのタンツハウスnrw(tanzhaus nrw)のドラマトゥルクを務める。これまでにシュテファニー・カープが芸術監督を務めたルール・トリエンナーレや、シャウシュピールハウス・ウィーン(オーストリア)、オーバーハウゼン劇場(ドイツ)のプログラミングに関わる。また、電子ジャーナル「MAP – Media Archive Performance」の編集チームの一員であり、執筆者でもある。本滞在では、ボディ・ポリティクス、デジタル・メディア、共有責任、新しいコミュニティ等をテーマに日本のコンテンポラリーダンスに関わるアーティストの活動をリサーチする。
滞在期間:2023年12月4日―2023年12月30日
Photo: Matthias Heschl
主催:公益財団法人セゾン文化財団
助成:令和5年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、ヴィジティング・フェローとしてフランスとベルギーで活動する振付家でパフォーマーのキム・キドをお迎えいたします。
キム・キドはグラフィックデザインとパントマイムを学んだ後、アンジェ国立現代舞踊センター(CNDC)を経て、モンペリエ国立振付センター(ICI-CCN)でChristian Rizzoの指導のもとMaster Exerceで研究を行いました。これまでに「空想上の生き物辞典」という考えから、2021年に第1章『FUNKENSTEIN』 、2023年に第2章『CUTTING MUSHROOMS』を発表。『CUTTING MUSHROOMS』のクリエーションを2022年に城崎国際アートセンターで実施しました。
今回の来日では、「空想上の生き物辞典」の第3章『HIGH GEAR』の創作のために、同時滞在アーティストの藤田一樹とともに日本のマンガ文化のフィールドリサーチを行います。
滞在期間中、日本の舞台芸術の状況や背景、魅力などを理解していただくため、舞台芸術関係者と交流していただく予定です。ご協力をよろしくお願い申し上げます。
滞在テーマ
HIGH GEAR
滞在期間
2023年12月13日― 1月3日
滞在場所
森下スタジオ(東京都江東区森下3-5-6)
※森下スタジオで、12月18日(月)19:00~アーティスト・トークを開催予定。詳細は当財団のウェブサイトで発表いたします。
令和5年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、ヴィジティング・フェローとしてドイツのtanzhaus nrwのドラマトゥルクとして活動するルーシー・オートマンをお迎えいたします。
ルーシー・オートマンは2022年からデュッセルドルフのタンツハウスnrw(tanzhaus nrw)のドラマトゥルクを務めています。これまでにシュテファニー・カープが芸術監督を務めたルール・トリエンナーレや、シャウシュピールハウス・ウィーン(オーストリア)、オーバーハウゼン劇場(ドイツ)のプログラミングに関わりました。また、電子ジャーナル「MAP – Media Archive Performance」の編集チームの一員であり、執筆者でもあります。
今回の来日では、ボディ・ポリティクス、デジタル・メディア、共有責任、新しいコミュニティ等をテーマに日本のコンテンポラリーダンスに関わるアーティストの活動をリサーチします。
滞在期間中、日本の舞台芸術の状況や背景、魅力などを理解していただくため、舞台芸術関係者と交流していただく予定です。ご協力をよろしくお願い申し上げます。
滞在テーマ
Dance of/for the Future: Female and Queer Positions and Practices
滞在期間
2023年12月4日― 12月30日
滞在場所
森下スタジオ(東京都江東区森下3-5-6)
※森下スタジオで、12月12日(火)19:00~アーティスト・トークを開催予定。詳細は当財団のウェブサイトで発表いたします。
令和5年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
国内AIR派遣プログラム:Watch & Talk―KYOTO EXPERIMENT 2023
セゾン文化財団では日本を拠点に活躍するアーティストの国際交流活動の活性化を目的とし、国際舞台芸術フェスティバル、KYOTO EXPERIMENTで開催されるWatch & Talkに1名のアーティストまたはドラマトゥルクを派遣します。
国内外から若手アーティストやドラマトゥルクが参加し、期間中、共にパフォーマンスを鑑賞して議論を行う機会や、フェスティバルに参加するアーティスト、批評家、舞台芸術の専門家との議論の場に参加する機会が提供されます。
自身の創作活動や表現を高めるチャンスを意欲的に求めるアーティスト、ドラマトゥルクを募集します。
1.滞在期間・場所
2023年10月1日(日)から10月10日(火)の10日間
京都
2.支援内容
・往復の交通費の実費(ご自宅から宿泊場所までの往復交通費)
・滞在期間中の宿泊施設
・日当:6,500円/1日×10日=65,000円(京都市内の交通費を含む)
・Watch & Talk期間中に鑑賞する公演チケット
・滞在中のサポート、アドバイス
※京都近郊にお住まいの方もWatch & Talk事務局が指定する滞在場所にご宿泊ください。
3.応募条件
・日本に活動拠点を置く現代演劇・舞踊分野のアーティストやドラマトゥルクとして活動していること
・原則、40歳以下。プロフェッショナルとして作品発表の経歴があること
・英語によるディスカッション、対話、リサーチに支障のない英語力があること
・滞在終了後、報告書をWatch & Talk事務局(英文)およびセゾン文化財団(和文)に提出すること
※滞在中に自身の活動や作品についてプレゼンテーションを求められる場合があります。
4.応募期間
2023年9月6日(水)から9月18日(月) ※締切日必着
5.応募方法
申請書を以下のリンクのフォームから取得し、申請書に必要事項を日本語または英語でご記入の上、応募期間内に申請書と申請者の写真データを、e-mailで[residency@saison.or.jp]宛にお送りください。
URL:https://forms.office.com/r/5zdnyxqQna
提出先: residency@saison.or.jp
6.選考・選考基準
セゾン文化財団事務局にて申請書に基づき、候補者を選考し、2023年9月20日(水)までに採否いずれの場合も申請者に通知します。
選考基準
●独創性:申請者の活動および参加目的が独自性を有し斬新な発想が認められる
●将来性:申請者の将来性が期待される
●適時性:Watch & Talkへの参加によって申請者の今後の成長、活動の展開において新たな契機となることが予想される
●影響力:演劇、舞踊のみならず、他分野の芸術家の創造性への刺激、また活動/企画が広く社会的影響力をもつことが期待される
●実現性:Watch & Talkに全日程滞在することができ、対話やリサーチに支障のない英語力がある
7.問い合わせ先
公益財団法人セゾン文化財団 京橋事務所
「Watch & Talk―KYOTO EXPERIMENT 2023」係
〒104-0031 東京都中央区京橋3-12-7 京橋山本ビル4階
Tel:03-3535-5566 Fax:03-3535-5565
website: https://www.saison.or.jp e-mail: residency@saison.or.jp
※申請書類提出後受領メールが届かない場合は、上記メールアドレスをご確認の上、お問い合わせください。
KYOTO EXPERIMENT ウェブサイト
https://kyoto-ex.jp/uncategorized-ja/watch-talk/
提携:KYOTO EXPERIMENT
運営:Materialise
助成:公益財団法人セゾン文化財団
セゾン・アーティスト・イン・レジデンス フッツクレイ・コミュニティ・アーツ交流事業
「コンテンポラリーダンスを脱植⺠地化する」
セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、オーストラリアの先住民、Wakka Wakka、Ngugi(クイーンズランド)とBirrpai(ニュー・サウス・ウェールズ)のルーツを持つダンス・アーティスト、ナヨカ・ブンダ・ヒースを招へいし、森下スタジオ(東京・江東区)でアーティスト・トークを開催。
本アーティスト・トークでは、ナヨカ・ブンダ・ヒースが代表作『Blood Quantum』、『Birrpai』、『Bridge』を事例に、自身の創作のアイデアやアプローチを共有した。また、ゲストにアーティストのマユンキキを迎えディスカッションを行った。
日時:2023年8月17日(木) 19:00-20:30
会場:森下スタジオ(江東区森下3-5-6)
登壇者:ナヨカ・ブンダ・ヒース
ゲスト:マユンキキ
通訳:⽥村かのこ
アーカイブ配信
https://youtu.be/qXXlD-yfOio
アーティスト・トークやプロフィール等の詳細は以下をご覧ください。
https://www.saison.or.jp/2023_FCA_talk
主催:公益財団法人セゾン文化財団
助成:令和5年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
「ルーツを巡る滞在記」
ーオーストラリアのダンス・アーティスト、ナヨカ・ブンダ・ヒースを迎えてー
セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、オーストラリアのメルボルン郊外に拠点を置くフッツクレイ・コミュニティ・アーツとの交流事業として、オーストラリアの先住民、Wakka Wakka、Ngugi(クイーンズランド)とBirrpai(ニュー・サウス・ウェールズ)のルーツを持つダンス・アーティスト、ナヨカ・ブンダ・ヒースを招へいしています。
ナヨカ・ブンダ・ヒースはアイヌの伝統歌を歌う「マレウレウ」のメンバーであり、国内外のフェスティバルで作品を発表するアーティストのマユンキキ、アートトランスレーターとして現代 アートや舞台芸術の現場で活動する田村かのことともに東京、北海道に滞在し、それぞれの土地を巡る活動を行っています。
本アーティスト・トークでは、本事業に参加している3名が滞在を振り返り、東京や北海道でのエピソードについてお話します。
先住民の文化芸術活動に関心をお持ちの方だけでなく、あらゆる分野の芸術家や文化伝承者、研究者、制作者など、多くの方と今回の経験について共有する機会にしたいと考えておりますので、みなさまのご参加をお待ちしております。
イベント概要
日時:2023年9月8日(金) 19:00-20:30
会場:Seesaw Books/シーソーブックス 札幌市北区北18条西4丁目1-8
登壇者:ナヨカ・ブンダ・ヒース、マユンキキ、田村かのこ
※日英逐次通訳(通訳:田村かのこ)
※定員20名
※要申込(抽選制)
申込方法
9月3日(日)23:59までに以下のGoogleフォームからお申し込みください。抽選後、メールでその結果をお知らせします。
https://forms.gle/BWwXrA1L1mhT3VMy7
登壇者のプロフィール等の詳細は以下をご覧ください。
https://www.saison.or.jp/2023_fca_ngioka_release
8月17日(木)に森下スタジオで開催したアーティスト・トークの映像を以下でアーカイブ配信しております。
https://youtu.be/qXXlD-yfOio
主催:公益財団法人セゾン文化財団
助成:令和5年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
「コンテンポラリーダンスを脱植⺠地化する」
セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、オーストラリアの先住民、Wakka Wakka、Ngugi(クイーンズランド)とBirrpai(ニュー・サウス・ウェールズ)のルーツを持つダンス・アーティスト、ナヨカ・ブンダ・ヒースを招へいし、森下スタジオ(東京・江東区)でアーティスト・トークを開催します。
本アーティスト・トークでは、ナヨカ・ブンダ・ヒースが代表作『Blood Quantum』、『Birrpai』、『Bridge』を事例に、自身の創作のアイデアやアプローチを明らかにします。また、ゲストにアーティストのマユンキキを迎えディスカッションを行います。
日時:2023年8月17日(木) 19:00-20:30
会場:森下スタジオ(江東区森下3-5-6)
※定員15名。後日アーカイブ配信予定
「コンテンポラリーって何?コンテンポラリーダンスのオープンワークショップ」
ナヨカ・ブンダ・ヒースをワークショップ講師に迎え、ダンスの基礎的なワークとしてフロアワークやトラベリング、インプロヴィゼーションや、ダンサーに身体と心の自由を探求させる速いテンポのワークを実践するワークショップを開催。フロアワーク、重量感、運動能力、テクニックに重点を置き、ウォームアップ、スキルエクササイズ、インプロヴィゼーション、クールダウンなどを行う予定です。
参加条件:18歳以上のダンスのトレーニングを受けているダンサー
日時:2023年8月28日(月) 19:00-21:00
会場:森下スタジオ(江東区森下3-5-6)
※定員10名。
申込方法:以下のGoogleフォームからお申し込みください。
Google Form: https://forms.gle/eXwTp4FKxRstisdx5
アーティスト・トークやプロフィール等の詳細は以下をご覧ください。
https://www.saison.or.jp/2023_FCA_talk
主催:公益財団法人セゾン文化財団
助成:令和5年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、フッツクレイ・コニュニティ・アーツとの交流事業の一環として、オーストラリア、メルボルンを拠点にダンス分野で活動するナヨカ・ブンダ・ヒース氏をお迎えします。
ブンダ・ヒース氏はオーストラリアの先住民、Wakka Wakka、Ngugi(クイーンズランド)とBirrpai(ニュー・サウス・ウェールズ)のルーツを持ち、アボリジナル・センター・オブ・ザ・パフォーミング・アーツでディプロマを取得後、ビクトリア芸術大学でダンスを学びました。卒業後、バンガラ・ダンス・シアターの研修生として青少年教育プログラムの指導に関わり、現在、先住民のダンスカンパニー、チャンキー・ムーブのコーディネーターを務めています。
自身の振付作品としては、2019年、オーストラリアでの政府当局によるアボリジニの若者の強制移住に関する家族の歴史を語るレクチャー・パフォーマンス、『Blood Quantum(血の含有率)』を発表。自身の母方の祖父母の幼少期の出来事を出発点に、3世代にわたる「盗まれた世代」のトラウマとその制度の影響を描く作品として注目を集めました。また、『Blood Quantum』に次ぐ、『Birrpai』(2021年)では植民地時代にアマチュアの写真家、トーマス・ディック(1877―1927)が捉えたBirrpaiの写真をもとに父方の先祖の歴史を取り上げ、メルボルンのグリーンルーム・アワードで、ダンス・ベスト・デュオ/アンサンブル賞を受賞しました。
今回の来日では、日本とオーストラリアの先住民の文化芸術活動に関する理解や対話の場を創出する目的で、アイヌの伝統歌を歌う「マレウレウ」のメンバーであり、国内外のフェスティバルで作品を発表するアーティストのマユンキキ氏と、アートトランスレーターとして現代アートや舞台芸術の現場で活動する田村かのこ氏とともに東京、北海道を巡ります。
滞在期間
2023年8月15日(火)― 9月11日(月)
滞在場所
森下スタジオ(東京都)、天神山アートスタジオ(北海道)
※※森下スタジオで、8月17日(木)19:00~アーティスト・トークを、8月28日(月)19:00~ワークショップを開催予定。詳細は当財団のウェブサイトで発表いたします。
令和5年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
プロフィール等の詳細は以下からご覧ください。
来日者のご紹介
本リサーチ・プログラムは、現代演劇・舞踊の海外ネットワークの拡大、相互理解の促進を目的に、日本の現代演劇、舞踊の状況や背景、魅力等の研究を支援するプログラム。重要な役割を担うことが期待される海外のアーティスト、アーツ・マネジャーに、森下スタジオを拠点とする滞在機会を提供します。自薦、他薦は問いませんが、海外のアーティストやアーツ・マネジャーが申請者する必要があります。
アーティストのためのリサーチ・レジデンシー
日本の文化や芸術をテーマにした創作や、日本との継続的な協働事業を構想するアーティストを対象に、日本でのリサーチ、将来のパートナーとの出会いや対話の機会を提供。現代演劇や舞踊分野で活動する芸術家の創作プロセスの支援を重視する。
アーツ・マネジャーのためのリサーチ・レジデンシー
将来、日本との継続的な交流事業を構想するアーツ・マネジャーを対象に、日本の現代演劇や舞踊をリサーチする機会、ネットワーク拡大のために芸術家や関係者との出会いや対話の機会を提供する。
対象期間:2023年10月5日〜12月28日、2024年1月24日〜2月29日
助成内容:募集要項に定める要件を満たすアーティストおよびアートマネージャー1名につき27万5千円を上限とするエコノミークラス往復航空券、滞在費(到着・出発日を除く1日あたり5,000円)、活動費(到着・出発日を除く1日あたり5,000円)を支援。
募集人数:海外のアーティスト1名、海外のアーツ・マネジャー1名
申請締切:2023年7月13日(木)
* 2023年7月10日(月)までに申請書をダウンロードしてください。
詳細は募集要項(英語)をご覧ください。
https://www.saison.or.jp/2023_VF_ApplicationGuidelines
パリとブリュッセルを拠点とする振付家でパフォーマーのキム・キドが新作『HIGH GEAR』の構想とそのための滞在中のリサーチを共有するトークを開催。
デュッセルドルフのtanzhaus nrwのドラマトゥルクのルーシー・オートマンが、ドイツのダンス・シーンで活躍するアーティストの事例から未来の振付の実践を紹介するトークを開催。
ヴィジティング・フェローとして、ドイツのtanzhaus nrwのドラマトゥルクとして活動するルーシー・オートマンをお迎えいたします。