「ルーツを巡る滞在記」
ーオーストラリアのダンス・アーティスト、ナヨカ・ブンダ・ヒースを迎えてー
セゾン・アーティスト・イン・レジデンスでは、オーストラリアのメルボルン郊外に拠点を置くフッツクレイ・コミュニティ・アーツとの交流事業として、オーストラリアの先住民、Wakka Wakka、Ngugi(クイーンズランド)とBirrpai(ニュー・サウス・ウェールズ)のルーツを持つダンス・アーティスト、ナヨカ・ブンダ・ヒースを招へいしています。
ナヨカ・ブンダ・ヒースはアイヌの伝統歌を歌う「マレウレウ」のメンバーであり、国内外のフェスティバルで作品を発表するアーティストのマユンキキ、アートトランスレーターとして現代 アートや舞台芸術の現場で活動する田村かのことともに東京、北海道に滞在し、それぞれの土地を巡る活動を行っています。
本アーティスト・トークでは、本事業に参加している3名が滞在を振り返り、東京や北海道でのエピソードについてお話します。
先住民の文化芸術活動に関心をお持ちの方だけでなく、あらゆる分野の芸術家や文化伝承者、研究者、制作者など、多くの方と今回の経験について共有する機会にしたいと考えておりますので、みなさまのご参加をお待ちしております。
イベント概要
日時:2023年9月8日(金) 19:00-20:30
会場:Seesaw Books/シーソーブックス 札幌市北区北18条西4丁目1-8
登壇者:ナヨカ・ブンダ・ヒース、マユンキキ、田村かのこ
※日英逐次通訳(通訳:田村かのこ)
※定員20名
※要申込(抽選制)
申込方法
9月3日(日)23:59までに以下のGoogleフォームからお申し込みください。抽選後、メールでその結果をお知らせします。
https://forms.gle/BWwXrA1L1mhT3VMy7
登壇者のプロフィール等の詳細は以下をご覧ください。
https://www.saison.or.jp/2023_fca_ngioka_release
8月17日(木)に森下スタジオで開催したアーティスト・トークの映像を以下でアーカイブ配信しております。
https://youtu.be/qXXlD-yfOio
主催:公益財団法人セゾン文化財団
助成:令和5年度文化庁「アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業」
セゾン文化財団では日本を拠点に舞台芸術分野で活躍する批評家の国際交流活動の活性化を目的とし、国際舞台芸術フェスティバル、KYOTO EXPERIMENTの期間中に開催される批評家・イン・レジデンスに1名の批評家を派遣します。
近年、当財団の助成プログラムである創造環境イノベーションや研究助成で「舞台芸術活動と育児の両立」をテーマとした申請を受けていることから、その課題への対応が喫緊であると認識し、この会を企画した。
舞台芸術活動と育児の両立についての理解やサポート体制は少しずつ進捗していながらも、まだ十分とは言えず、保護者にとって物理的にも精神的にも大きな負担になっている。
テーマに関する講義、事例報告を踏まえてその課題を取り巻く状況を明らかにし、個々の立場や経験をもとにした具体的に必要な支援を考える。
カナダのモントリオールの舞台芸術祭フェスティバル・トランスアメリーク(Festival TransAmériques)がフェスティバル期間中に開催するアーティスト・イン・レジデンスConversations on Performanceに参加するアーティストを募集します。
パリとブリュッセルを拠点とする振付家でパフォーマーのキム・キドが新作『HIGH GEAR』の構想とそのための滞在中のリサーチを共有するトークを開催。
デュッセルドルフのtanzhaus nrwのドラマトゥルクのルーシー・オートマンが、ドイツのダンス・シーンで活躍するアーティストの事例から未来の振付の実践を紹介するトークを開催。