■事業概要
アート・コレクティブMapped to the Closest Addressと共同し、東京とベルリンでのアート活動をつなぐデジタル・レジデンシー、「ターン・オフ・ザ・ハウス・ライツ」を実施。
「ターン・オフ・ザ・ハウス・ライツ」は、コルディエラ・ベルリンの庭を拠点に、自然への畏怖、信仰、葛藤を解きほぐすための実践として、環境音と風景映像を収録。その素材からドローイングおよびテキストの作成を行い、サウンドインスタレーションを創作する。3月4日(金)にはワーク・イン・プログレスを実施予定。焚火を囲み夕日を眺める、自然の中で揺蕩うような体験を共有する。
ワーク・イン・プログレスの詳細については、後日、当財団ウェブサイトで発表予定。
■アーティスト紹介
Mapped to the Closest Address
4匹の人間と1匹の猫Violetaからなる異種間ダンス・コレクティブ。振付の実践を通して、近代化および植民地主義へ向かう社会を問い直すと同時に、自然環境に対する人間の態度について疑問を投げかけ、人間中心的な視点を転換しようとしている。人間以外の生物に触れ、またその出会いを記録していく。
参加アーティスト:アレックス・ヴィテリ、吉田駿太朗、カタリーナ・フェルナンデス、前野真榛、ヴィオレータ
https://www.mappedtotheclosestaddress.com/
セゾン文化財団では日本を拠点に舞台芸術分野で活躍する批評家の国際交流活動の活性化を目的とし、国際舞台芸術フェスティバル、KYOTO EXPERIMENTの期間中に開催される批評家・イン・レジデンスに1名の批評家を派遣します。
近年、当財団の助成プログラムである創造環境イノベーションや研究助成で「舞台芸術活動と育児の両立」をテーマとした申請を受けていることから、その課題への対応が喫緊であると認識し、この会を企画した。
舞台芸術活動と育児の両立についての理解やサポート体制は少しずつ進捗していながらも、まだ十分とは言えず、保護者にとって物理的にも精神的にも大きな負担になっている。
テーマに関する講義、事例報告を踏まえてその課題を取り巻く状況を明らかにし、個々の立場や経験をもとにした具体的に必要な支援を考える。
カナダのモントリオールの舞台芸術祭フェスティバル・トランスアメリーク(Festival TransAmériques)がフェスティバル期間中に開催するアーティスト・イン・レジデンスConversations on Performanceに参加するアーティストを募集します。
パリとブリュッセルを拠点とする振付家でパフォーマーのキム・キドが新作『HIGH GEAR』の構想とそのための滞在中のリサーチを共有するトークを開催。
デュッセルドルフのtanzhaus nrwのドラマトゥルクのルーシー・オートマンが、ドイツのダンス・シーンで活躍するアーティストの事例から未来の振付の実践を紹介するトークを開催。